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2024.12.21-22
back numberのツアーのクリープハイプとの日
back numberの「冬と春」という曲を聴いたとき
何がきっかけて聴いたのかは覚えていないけれど
それまでもドラマの主題歌やCMなどで沢山沢山back numberの曲を聴いたことはあったのに
なぜかその時の私にその曲が深く入り込んできて
クリープハイプと2マンLIVEやらないかなあと思った
なんでクリープハイプかと言うと
クリープハイプというバンドが好きだからだ
back numberのワンマンはまだ敷居が高いような気がしてそして正直に言うとワンマン行きたいなあというほどではなくて
だからクリープハイプと2マンLIVEをしてくれたら観れるのにと
だから
すごく観たいクリープハイプと
観てみたいback number
この2バンドの共演を望んでいた
そんな淡い望みをした近い未来に
back numberが対バンツアーを発表して
そしてクリープハイプの名前があって
観たかった対バン!!行きたい!!と興奮したのだけれど
開催日を確認した後、開催地を確認してみたら
絶対行きたい!!
で急速に膨れた気持ちの空気が少しずつ少しずつ抜け始めてしまった
ぷしゅーぷしゅーと気の抜けた音が聞こえてくる
福岡かあ
せめて関東近郊じゃなくてももう少し近いとこならなあ
ぷしゅー
早めに飛行機のチケット取れば安いけれど
飛行機は精神的に具合が悪くなる可能性が高いから乗りたくないなあ
ぷしゅー
でもこの2マン
次はいつあるかわからないし
もしあったとしてもその時の私の生活の重心がどうなっているのかわからないからなあ
しゅー
新幹線のチケット、早めに取れば安いか
しゅー
気持ちがまた徐々に膨れていく
歪な形が綺麗な丸になっていく
せっかく行くなら2デイズ行きたいなあ
と先行で申し込んだチケットは
無事に2デイズ取ることができた
そして先日福岡へ
back numberとクリープハイプのLIVEを観に行った
初めて行く福岡マリンメッセは思っていたよりも海に近くて
思っていたよりも風がすごくて
思っていたよりもめちゃくちゃ寒かった!
ツアートラックや入り口の看板など
フォトスポットがあったのだけれど
いつも大抵LIVEは1人で行く自分からすると
撮ってくれるスタッフさんがいてくれるのはありがたい
大事な人員を配置してくれてありがとうの気持ちになる
みんな誰かと一緒に撮ってるしなあと少し躊躇ったけれど
後悔に後から襲われている姿が安易に想像出来てしまったから、もう気にせずに並んで撮ってもらった
躊躇う気持ちを後悔が平手打ちしてくれた
今、私の携帯の中には
風でおでこに横髪が真横に張り付いた
なんだか楽しそうなその時の私が保存されている
2デイズだから
初日が最初back numberからで2デイズ目の最初がクリープハイプからかなあと薄ら思っていたのだけれど
2デイズとも最初がクリープハイプ、そしてback numberだった
LIVE当日は何の曲をやるとか何を話すとか
もちろん何も知らないから
次々と出される料理のその凄さに圧倒されてじっくりと味わいたいのに驚きとか感嘆とか
感情の波がめまぐるしくて
その料理を次から次に食べるのに夢中になるのに精一杯という感じで
この日もまさにそうで
クリープハイプが
back numberの「水平線」を演ったということ
back numberが
クリープハイプのトリビュートアルバムに参加した曲「バンド」を演ったということ
時間が経った今
そのことが改めて尊いことだったんだなあと感じている
そしてこれも
時間が経った今だからこその
自分の勝手な解釈でしかないのだけれど
クリープハイプの最初の曲が「ナイトオンザプラネット」
back numberの最初の曲が「高嶺の花子さん」
なんだかお互いに語りかけるような選曲だったなあと
ユニゾンとの日本武道館のときも
最初の曲が「ナイトオンザプラネット」で
その時もしばらくしてから
お互い知り合っていつの間にか長い時間が経っていたねって意味で選曲したのかなあと思って
だから今回も同じように勝手にそう思っている
back numberの「高嶺の花子さん」は
クリープハイプに対してにも感じられたし
クリープハイプを観にきたクリープハイプのファンに対してにも感じられた
君から見た僕はきっと
ただの友達の友達
まだまだ色々な余韻が残っているあの二日間のことが遠ざかってしまうまえに
勝手な解釈を残せたらと思う