日直と年間予定表のデジタル化
翌年度に向けて、多くの資料を作られている教務の先生を毎年見てきました。
その中で、重複している仕事、自動化できる仕事が多いなと感じていました。
特に、日直と年間予定表は互換性が高いはずなのに別々のデータで管理するのは非常にもったいないなと思っています。
ぜひ、この記事に掲載しているデータを使って、業務の改善につなげてください。
応援しています!
追記(2024/10/01)
最新バージョンが完了し、課題となっていた日直の自動化を実現しました。ぜひお試しください。
1. 作成可能な資料一覧
2. 特徴
紹介しているデータには以下の6つの特徴があります。
3. 説明
«2. 特徴»で挙げた6つの特徴について説明します。
a. 日直順が2パターン作成可能
日直順を「通常ver.」(1,2,3…)と「長期休業ver.」(長1,長2,長3…)の2パターン設定することができます。
※設定の際に参考にする職員名簿も、『整理番号順』『担当学年順』『赴任順』の3パターンで表示可能
b. 年度切り替えが簡単
「A年度」と「B年度」を一年ごとに使い分けることによって、年度切り替えの際に前年のデータを消す必要がなくなります。
c. 年間予定表が2パターン作成可能
「日直ありver.」と「日直なしver.」の年間予定表を作成することができます。
※『日直一覧表』と『年間予定表』を別々に作成する必要がなくなり、提案する資料も削減することができます。
d. 予定一覧表を作成可能
年間予定表に入力した予定を自動的に一覧表へ変換します。
※作成した予定の転記を容易にします。
(校務支援ソフトや月・週予定を作成しているソフトへの転記に活用してください)
e. 休校日一覧表を作成可能
年間予定表から休校日を取得して自動的に一覧表に変換します。
※健康観察のデジタル化を使用するときにも役立ちます。
f. 祝日を自動取得
年間予定表を作成する際に参考にしてください。
4. 設定方法
ア. スプレッドシートをコピー
下のリンクからスプレッドシートへ移動し、「ファイル」⇒「コピーの作成」をクリックしてください。
イ. 初期化
1.Googleアカウントの認証
【操作】
※カスタムメニューバー「★スタート設定はこちら」⇒「0. 認証と承認」をクリック
【説明】
AppsScriptによって自動化が実現できているのですが、それを作動させるためには、Googleアカウントの認証が必要となります。
下記のページ等を参考にして認証と承認を行って下さい。
2.データの初期化
【操作】
※カスタムメニューバー「★スタート設定はこちら」⇒「1. 初期化」をクリック
【説明】
~削除~
・太枠で囲われている部分に入力されている内容
~初期データに変更~
・年間予定表『項目の設定』
ウ. 日直順の設定(初年度はA年度を使用)
1.年度の設定
【操作】
選択肢から作成年度を選択
2.名簿の入力
【操作】
「名前」「担当学年」「赴任年度」を入力
※「赴任年度」は選択肢より選択
3.日直順
【操作】
整理番号を入力
※右側の職員名簿を参考(3パターンに並び替え可能)
「整理番号順」「担当学年順」「赴任順」
【説明】
日直の年間計画表を設定する際に必要となります。
必要に応じて、通常ver.と長期休業ver.を使用してください。
エ. 日直の年間計画の作成(«オ.年間予定表»とすり合わせ必要)
1.日直順を入力
【操作】
選択肢から該当の日直順を選択 ⇒ 職員名が出力
【説明】
左側の名簿を参考に選択してください。(通常ver.と長期休業ver.の2パターンに変更可能)
2.年間予定表とのすり合わせ
二つの色が全て合致 ⇒ 「日直の年間計画」と「年間予定表」とにズレなし
オ. 年間予定表の作成
1. 年度選択(『A年度』or『B年度』)
2. 祝日更新
メニューバーの「祝日&資料作成はこちら」→「祝日更新」をクリック
3.タイトルの入力
「令和〇年度 △△小学校 年間計画」の部分(タイトル)を手入力で変更
4.予定の入力
画像の黄色部分(予定)を入力
5.項目の選択
上記画像のグレー部分(項目)を選択
※「Ⅰ休校日」「Ⅱ登校日」「Ⅲメモ」の内容は変更可能です。変更が必要な場合は、変更後に「項目の選択」を行って下さい。
注意
以下をご了承の上、お使い下さい。
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