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第一子妊娠の記録③│産休に入り自宅安静に。仕事と生活のバランスについて考える。

第一子の「妊娠判明~出産まで」のことを書いていくシリーズ。(※ほぼ日記です)
今回は、産休に入った、妊娠後期の頃の話です。

■初期・中期の話はこちら↓

切迫早産気味で、自宅安静になった

妊娠後期、ちょうど産休に入ったばかりのころの妊婦健診で、
「赤ちゃんが下がってきていて、早産になる可能性があるので、なるべく自宅安静にしてください
と言われました。

確かに言われてみれば外出するとすぐにお腹が痛んだりするようになっていたので(初めてのことなので「お腹がはる」という感覚もよくわからず…)、それからはスーパーへの買い物以外は基本的に家ですごす日々を送っていました。

「いつ生まれてもOK!」という時期である正産期(37週)になるまでは、そんななるべく家にいる生活でした。

…これ、とっっっっっても暇でした。

家にいるしかないので、家の片付けをしたり、料理を作ったりして過ごす日々。

「普通の身体でこんなに時間があったら、遠くに旅行とか行くのに!」
と思いつつ、
「まぁこういう生活も人生のうちで今だけか…」
と思って過ごしてました。

時間を持て余してやったこと1:お菓子づくり

妊娠初期のつわりにより体重が3キロほど減ったのですが、中期になって体調が落ち着くと順調に増えていました。

経験ないとわからないと思いますが、妊娠中は体重管理がとても大事
毎回の妊婦検診でも体重を測って母子手帳に記録&チェックされ、厳しい病院なら増えすぎると怒られるらしいです。(なぜなら、体重が増えすぎると妊娠糖尿病になる危険があったり、出産時に産道が狭くなったりするらしい。)

なので私も体重が増えすぎないように甘いものなど食べ過ぎないように気をつけていたのですが、後期までの増加ペースに問題なかったので、簡単なお菓子づくりにも手を出しました。

お菓子作りの経験は、子どものころにちょっとクッキーやら生チョコやらを作った程度。
かつ、「食べなくてもいいお菓子に材料費と労力かけるくらいなら、普通に食事を作りたい」という考えで、そもそも仕事が多忙で、普通の料理すらまともにしていない、という状態でした。

ただ持て余すほどの時間があったので、最近はクックパッドなどで簡単レシピも検索できることもあり、いつか子どもに作ってあげようかな~と思うようなものを作ってみてました。
個人的に「子どもに手作りおやつを作る」ってなんかいいなぁと思っていて、うちは親が共働きで忙しく、あまりそういう記憶がないので、ちょっと憧れがあります。

↓ 当時作った簡単きなこクッキー。でも不慣れなため混ぜすぎたのか?めっちゃ固かった…

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ただ、胃が圧迫されているからかあまり量が食べれず、そもそも妊娠前のような食欲もなく、食べすぎるとお腹が張るので、あまりいろいろ作れないのがちょっと残念でした。

時間を持て余してやったこと2:家の片づけ、掃除、断捨離

料理・お菓子作り意外では、家の片づけ、掃除、断捨離をしてました。

水回りの徹底掃除をしたり、カーテン洗ったり、換気扇を洗ったり。

(当時住んでた家の換気扇↓。独特な構造で、入居以来はじめて中を空けて掃除したらめっちゃ汚れすごくて大変だった…)

換気扇

妊娠すると「巣づくり本能」で部屋の片づけをしたくなる、ともいわれるそうですが、まさにその通りで(というか単に家にいて暇な時間が増えたからかもですが)、ちょこちょこと片付け・断捨離を進めました。

我が家は汚部屋、というまでではなかったと思いますが、今思えば妊娠以前は、水回りの掃除もきちんとできてなかったし、台所に空のペットボトルが並んでいるのがデフォルトだった。
そもそも家にいる時間も短くて寝に帰るだけ、っていう感じだったから、見えてなかったんだなぁと思います。

仕事と生活のバランス、9:1が逆転した

そんな感じで自宅安静の日々を過ごし、そしてやっと正産期(いつ生まれてもOKな時期)に入って「もう動いてもOK!」となったころ。
久しぶりに会社に顔を出してお昼ご飯を食べたことがありました。

会った同僚から「最近何してるんですか?」と聞かれ、
「家の掃除したり、料理作ったり、家事してますよ~」
と答えると、同じ質問をした2名中2名とも、ちょっと意外そうな顔で、

「…楽しいですか?」

とのコメント。
私、よっぽど家で家事してるイメージがないのかな、と思った出来事でした。

まぁ実際確かに、妊娠前仕事してたときは、そのイメージ通りだったと思います。

朝は時間ギリギリまで寝て、仕事して、夜遅くに帰って、寝て。
食事はほとんどコンビニか外食で。
洗濯は3日分まとめて、夜に洗って、部屋干し。(※洗濯は夫とはそれぞれ別でやってました。)
掃除は週一ペースで、休日に掃除機かけるくらい。

妊娠前の春~夏は仕事で体力的にも精神的にもきつい時期で、まだまだ忙しさの残る秋口に妊娠がわかって、それから仕事量を抑えることになり、生活が一変しました。

・ ・ ・

ちょっと話が横道にそれますが、
以前は忙しさにかまけて、家のことや生活のことが見えにくくなってたんだなぁ、「忙しい」という字は「心を亡くす」と書くけど、ちょっと一部亡くしかけてたのかなぁ、と思います。

そう考えると、仕事が忙しくて、家事や育児にノータッチの「伝統的な男性像」の気持ちもすこし理解できるような気が…。

このあたりの、男女(夫婦)の家事育児分担については、妊娠してから思うことや考え直したことがあるので、また別でがっつり書きたいなと思ってます。

・ ・ ・

今回の妊娠は、もしかしたらおなかの子どもが、

「そろそろ落ち着きなよ」

と、タイミングを見はからってくれたのかな、とスピリチュアルなことも考えたりしました。

人生に「もし」は無いし、結果論だし、思いがけずの出来事だったけど、
個人的には、このタイミングでの妊娠で、よかったなと思いました。

ただ一方で、久々に会社の人やオフィスの空気に触れたとき、「やっぱり私は、育休明けたら仕事に戻りたいなー」となんとなーく感じたので、
いくら今ののんびり主婦ライフを楽しんでいるとはいえ、私が専業主婦になることは無さそう、とも思いました。

復帰してからの家庭と仕事のバランスがどうなるのか・・・
果たして両立できるのか・・・
そのとき夫はどのくらい家事や育児をやってくれるのか・・・

そんな先の心配もありつつ、「まずは元気に子どもを産もう!」という気持ちで過ごした妊娠後期でした。

(出産レポに続きます)


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