【Day39】「心を整える」服の断捨離〈①マインド編〉
「服」、好きですか?
私は大好きです。
服が好きな、みなさん。
そうでないみなさんも。
クローゼット、タンス といったワードローブ…
どんな状態が「理想」ですか?
ワクワクするワードローブ。
気持ちが明るくなる、
服選びのテンションが上がるワードローブ。
「服選び」は毎日やることだから。
(毎日と言わずとも、年中休日も含めて365日スーツという人はなかなかいないだろうし、
休日までずーーっと同じ服、というのはそうそうないと思います。)
スッキリ、前向きな気持ちで。
気持ち良く、服選びをしていきたい。
そのためには、やっぱり手持ちの「服」と、向き合うこと。
これがどうしても必要になる。
欲のままに、次から次へと買って。
ワードローブがスッキリしていて、欲しい服が取り出せる!
それはよっぽど収納の容量が大きい環境にあるとか、
何か神がかったような収納スキルがあるか。
なかなか、服の量がありながらスッキリとした服選びは難しい。
断捨離の意味・断捨離するために必要なこと
「断捨離」の意味とは、何か。
それこそ前述した通りの、「スッキリさせる」ということ。
これはイメージしやすいだろう。
モノが減ってスッキリした、という事象を目の当たりにした時、
その「スッキリ」を感じるのはあなたの“どこ”だろう。
モノを整理することで、頭や心を整理する。
断捨離の意味は、これだと私は思う。
それを目でわかる形で体感を伴うのが、断捨離である。
目の前にある自分のモノたちは、
自分の一つ一つの過去の選択である。
そのモノたちは、何らかのメッセージを持っている。
そのモノを所有すると、決めた時の。
つまり、モノと向き合うのは
「自分の過去と向き合う」ということ。
まず、
①断捨離する前向きなマインド(覚悟)があるか
②断捨離するスキル(要・不要を見分ける視点があるか)
この2点が必要であり、
「自分、モノを捨てられないんだ」って思う人は、
どこでつまずいているのか考えてみてほしい。
ということで、この二つの視点から
「服の断捨離」について一緒に考えていきたい。
今回この記事では、①マインド面を深める。
イメージとしては、
「服を手放すまで」の過程について見ていく。
①断捨離する前向きなマインド(覚悟)があるか
過去との対峙
「覚悟」という重い言葉を使ってしまったが、
これが「マインド=覚悟」になるかは、
人による。
本来そんなに重く捉える必要はないが、
「覚悟」というレベルになってしまい
断捨離の一歩を踏み出すのが重たくなってしまう人がいるのだ。
そこには、色んな「ブロック」が存在する。
自分の過去と対峙する。
「モノを手放すことを決める」ということは、
捉え方によっては
「自分の過去の失敗と向き合うこと」
とも解釈できる。
その失敗と向き合うのがこわい。
失敗を指摘されているようで、いたたまれない気持ちになる。
→「学び」にして、自分の「糧」にする
その過去(失敗)と向き合い、自分への教訓にする。
モノは、自分が図らずとも手元にやってくるものも多い。
(服に限らず、プレゼントとか。服のプレゼントはあまりないと思う)
前述したが、その一つ一つの選択は(手放さないでいることも含む)、自分へのメッセージを持っている。
そのメッセージの受け取り方は、
なぜそれを迎えたか。手放さないか。次はどうしたら手放さずに済むか。
可能な限り、向き合って考えることである。
モノと向き合うことで、メッセージを受け取り、
自分がレベルアップしていくイメージ。
時間・お金を効率良く使う。
自分の買い方の癖、失敗パターンを手に入れる。
同じ失敗を繰り返し、次から次へとモノが増えて、
モノの海に溺れる。
それよりかは、早く向き合って対処したほうが
明るく、自分のパフォーマンスを最大化した状態で生活を送ることにつながる。
自分のためにも、これから迎え入れるモノのためにも。
損したくない
行動心理学で、
人は一旦手にしたものに強い価値を感じ、手放したくないと思う。
という心理現象がある。
(価値関数における「損失回避性」)
だから、手放すことに抵抗をもつことは当たり前なのだ。
手放せないことがおかしい、ということは全くない。
「手放せない人」のほうが多いのだと思う。
損したくないのは、当然だ。
→モノを、次のステージへ昇華させる
この服、高かったんだよなぁ。
今はもう着たいと思わないんだけど、
これを着て◯◯に行ったし、思い出があって
手放す勇気がなぁ…。
この服、今あんまり好きじゃなくて。
自分はもう袖を通すつもりは今ないのだけど、
いつか気分が変わるかもしれないし、
また袖を通すと思う。
……
過ぎ去った「過去」の自分でもなく、
どうなるかわからない「未来」の自分でもなく、
「今」、この瞬間の自分の「気持ち」を大切にしよう。
服を、【機能性実用性があるモノ】と見なさず
【思い出の品】という特別な立ち位置としてとっておく方法もあるし、
自分の「後悔」しない方法を選んでほしいけれど、
それがあまりにも多すぎると、やはり生活の負担とはなってしまう。
以下、本で読んだマインド面について印象に残っているものを列挙する。
〈今後「袖を通されることはないであろう服」への考え方〉
・いらない服を収納しているスペースの家賃代を考えてみる
・窓際族(仕事がなく、必要とされず、その場にずっと「置かれている」だけ)
・そこに邪気が宿る
・そこに小さいおじさんが居座って、じっと見ている
どれか、刺さるものがあったら
その文面を読んだ「今この瞬間」の気持ちを大切にして、
第一歩の行動に移してほしい。
もう、役目を終了したのだ。
それは、
「買った瞬間」に役目を終えてしまったものもあるだろうし、あるいは
「一回袖を通した瞬間」かもしれない。
服の賞味期限は様々。
残念ながら多くの服は、
服の「質」そのものの【消費期限】よりも、
「興味・関心・愛情・熱量」の【賞味期限】が圧倒的に早く切れてしまうものが多い。
クローゼットを、「冷蔵庫」と捉える。
そんな考え方を紹介する本もあった。
賞味期限が切れたものが置いてあったら、
やっぱり、良い気持ちにはなれない。
「賞味期限切れの服」なのか、どうか。
自分の気持ちをありのままにキャッチしてほしいし、
期限切れを感じたならば、
潔くその服に感謝し、手放し、今後への学びにしよう。
そのほうが、
「服」が「物質」としての次のステージにいける。
他の人の手に渡ったり、
リサイクルされてペットボトルになったり、
廃棄されて灰になったり、
その行く末は様々だと思うが、
少なくとももう今後着られることがなくクローゼットという牢屋の中に閉じ込められているよりも、
何らかの形で次のステージへ昇華したほうが、
結果的に服のためになるだろう。
今回は、最初に示した通り、
「服を手放すまで」のマインド面について書いた。
断捨離したい気持ちになっただろうか。
ぜひ気持ちが乗ったなら、
手放す・手放さないの仕分けを一着でもいいから着手してみてほしい。
ただ、まだ勢いで「手放しきる」(家の外に出す)のは待ってほしい。
次回、断捨離するスキル・視点について深めるとともに、
改めて「理想のワードローブ」にする目的について確認して深掘りをしたい。
明日はブログ40日チャレンジ最終日となるが、
この服の断捨離について自分の考えを書き切って終了としたい。
今回も最後までお読みいただき、
ありがとうございました!
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