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たけし#2
私達は卒業を迎え、アルバイトも引退。
お互い社会人となりました。
私達は卒業を迎え、アルバイトも引退。
お互い社会人となりました。
私は会社の受付を担当していました。
そう、受付嬢です・・・受付ジョー(笑)
業務は受付と併せて、会社の代表電話をとる、
電話交換の業務も担当していました。
ある日、交換台に電話がかかってきました。
「湯川商事の三ツ矢ですが、、、」
で、でた~wwwwwwww
後輩のユキちゃんが、よく遭遇するんですね。
「あ、あの先輩!またお電話です・・・湯川商事の、、、」(といいながらユキちゃん、ちょっと、笑いをこらえてる)
え!~~~~~(ノ≧ρ≦)ノ
また電話?なんで?
また、たけしかー!なんの用事だろー。
どうせ大した用じゃないのはわかる。
裏の控室へ電話を回してもらう・・・。
まぁ、案の定、込み入った用事ではなく、
今度の同窓会についての事務連絡だったりするんですけどね。┐(´∀`)┌ヤレヤレ
「ということで!じゃ、よろしくお願いしまーす!では、また~✨( ´ ▽ ` )ノマタネ」
と電話を切ろうとした時、
「あ、そーいや、ジョーと同じ会社に、この前、
知り合いの女の子が入社したよ。知ってるかな、
ナヨコ!」
「うーん、知らないですねー。しかも珍しいお名前だこと(笑)
総務にはいないから、たぶん、事業部の所属なんじゃないかしら」
「ふーん、そっか。ま、そんなところだ。じゃーな!」
「ははーん(ㅎᴗㅎ )もしや・・・その、ナヨコさんとも何か?」
「なんだよ!違げーよ!もし社内のどっかで会ったら、俺の事、伝えておけ!」
「はーい(ㅎᴗㅎ )」
数日後・・・
ロビーのお客様から、お呼び出しの依頼を受けました。
「タマキ精工の佐久間と申しますが、
資材部の高橋様をお願いします。
あ、下のお名前は・・・えーっと、あ、
高橋ナヨコ様です!」
**ビンゴ!! **
フルネームも聞いていたし、ナヨコさん!って
少し珍しいお名前だから、ピンときちゃった!
楽しみぃ〜!
お呼び出しすると、入社1年目ぐらいにもお見受けするし、たぶん、
あ、あなたは!!
あのナヨコさんだわ!ナヨコさんに違いない。
でも、なかなか、どう声をかけてよいかわからず、そうこうしてるうちに、品物を受け取ったナヨコさんは急いで職場へ戻っていかれました。
またいつか、機会があったら、声掛けてみようっと!
すると、エレベーターから、台車で大きな荷物を運んで、こちらへ社員が走ってくる。
「すいません、あのー、」
おぉ、
**あ、あなたは!! **
やはり!間違いなく、
ナヨコさん!
「先程のお客様、もう帰られちゃいましたか?」
「あ、まだ、あちらのブースにいらっしゃいますよ!」
「あー良かった〜!ありがとうございます!」
急いで、お客様に荷物を手渡すと安心したご様子。
そして、また受付カウンターへ駆け寄ってきて
「先程は、ありがとうございました!
あー、間に合って良かったぁ!」
「あのぅ、高橋・・・ナヨコさん?ですよね。
つかぬ事をお伺いしますが、もしや・・・たけしっていう人、お知り合いだったり?しますか?」
**ナヨコさん、一瞬で赤面(///∇///) **
「あ!え!は!え、イヤだ!えー、たけしさんですかー?な、な、なんで、ご存知なんですかー?え、やだー(ヾノ・∀・`)イヤイヤ焦」
**↑
わ、わかりやすいわー(///∇///)
なるほど!そゆことかー! **
え、あー、私は学生時代のアルバイト仲間なんですー。
ナヨコさんは続けて
「あ、でも、そーゆーんじゃ、ありませんし。(〃ノωノ)ハズカチィ (〃ノω)σ| モジモジ (〃ノωノ)キャッ」
**あ、かえって余計なこと聞いちゃったかな?ワタシ。・・・あ、まだ何も聞いてないか。 **
「あれ以来、会ってないので、なにも・・・」
ɿ(。・ɜ・)ɾあれ以来?って・・・( ゚∀゚)・∵ブハッ!!
妄想は止まらない
( ´థ౪థ)ウヒッ♪
たけし、相変わらずだなー(笑)