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包む 覆う
布が好き。クッションカバーとかテレビカバーとか、部屋の印象を変えることができる。リバティーとかマリメッコとかを見てると心が光で満たされるような気がする。
昼寝をする子どもにブランケットをかけるのが好きだった。ブランケットで子どもが守られるような感じがする。
数ヶ月前、高校生が最近、大人のことを見る基準のひとつに「自分たちを敵対視する人かそうでないか」があると知り、心穏やかな日々を過ごせていないかもしれない若者の状況に胸が痛んだ。
私の気持ちは、今、思いがけない状況の変化にびっくりして泣きたいけど、涙も出ない状態が続いている。せめて、泣けるくらいのところまでにはなりたいが、ならない。
あれだけ時間とエネルギーを費やしても、時に結果を出しても、そんなものに大人は見向きもしないんだなと思った。どんなに情熱や思いを持っていたって、この仕事を続けていくのは難しい、と多くの人が去っていく学校。
教育にお金を使えない国。大人たちが疲弊している場で 若い人たちに何を伝えていくのか。
自分の心を 柔らかく温かい何かで包み込むことを忘れずに、今後の生き方を考え直すときがきているのだなと思う。