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減らしたくて減らすのに、また増える。それが「自分の好きなもの」

 小さい頃から紙のノートにいろいろ書くのが好きだ。もし今までの手帳やノート(授業ノートなどは除いて)を捨てずに全部取っておいたとしたら、段ボール一箱では納まらない。

 荷物を減らしたくて、情報をiPadに集約させようと Kindleにカレンダーアプリ、Evernote(今は解約済)をフル活用したけど、紙のノートにペンで書いて、切り抜きを貼って、という楽しみはやっぱり手放せない。

 Kindleを使うことで、本の量は激増しなくはなった。仕事のタスクはカレンダーアプリと Planner for iPadでまとめるようにしているし、グッドノートで仕事の資料を整理しているので、紙のゴミは減ったはず。そして、思っていることを、ここnoteで綴ったりしているし。

 今使っている手帳は、ほぼ日weeks。週間レフトのレイアウトが一番使いやすい。iPadの方でバーチカルレイアウトでのスケジュール管理をしていて、ほぼ日では、気になったことや買い物メモ、体調記録に使っている。情報管理はまあまあうまくいっている。

 だが。ここ最近ルーズリーフレフィルの手帳を使いたくてたまらない。何を書くことがあるのだと思って、踏みとどまっている。書き溜めた紙をいずれ捨てるのだから、と自分を制している。ちなみに、以前は、この「紙はいずれ捨てるのだから」を解決すべくデジタルプランナーに移行しようとした。が、すぐに嫌になった。見返す楽しみが味わえない。紙のノートをペラペラめくって「あ、このときこんなことがあったんだ」って、かつての自分と再会するには、デジタルではなくアナログの方が向いている。

 昨日、コクヨの「ノートのように使えるルーズリーフバインダー」をカスタマイズした。仕事に関する、自分のための勉強内容を書き留めているノートだ。薄くて嵩張らず、持ち歩きやすい。東京駅近くの三菱一号館美術館に行ったとき買ったクリアファイルを綴じれるようにして表紙の印象を変えたら、ますます愛着がわいた。

バッグも文房具もマチのない薄いものが好きである。


これは、近々買いそうだ。ルーズリーフのダイアリーレフィルを。


紙のノートにガリガリと字を書くだけで、思考や書いた内容が自分のものになるという気がする。iPadは手放せないが、紙とペンもやはり手放せない。

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