分け隔てしない(2)
(1)を書いていたので、続きを書いたけど、ただの記録。
分け隔てしないことに、いつしかこだわって生きるようになっていた。
力を注いでもらえない寂しさを、早いうちに知ってしまったのだろうか。
人を育てる立場にある場合、ほんとうに気をつけるべきだと思う。
ある人を大事にし過ぎることは、むしろ逆に相手の可能性を奪うことさえある、と以前書いた⬆️
さて、「大事にされない人」を含む周囲の人は、どうなのか。
疎外感をどこかで確実に感じる。
反応は人それぞれ。
あきらめる。不快感をなんらかの形で表明する。大事にする人される人から距離を置く。
これはチームが壊れるということだ。
会話、議論、協力、そういったものが消える。雰囲気がいいわけもない。静かに人が去っていく。不信。不満。そういうもので満ちてゆく。
チームの要だと思われるような存在なら、特定の誰かだけを大事にするなんて してはいけない、って当然のことではないんだろうか…私ならしないんだけどな…
これは、実際にあったことだ。
信じられないけど、完全に、チームがチームとして機能しなくなった。
ひいきし、される者同士の様子を、外のチームの人は「彼女は少し困ると、お父さんになんでもやってもらって成長できない小さい子どものようだ」と言った。「お父さん」は、もともと尊敬されていた人だったはずだった。が、いつの間にか、その人のお父さんだけをするようになった。「みんなのお父さん」であれば、あんなチーム崩壊の最期を迎えることはなかっただろう。
極端な例かもしれない。あるいは、どこにでもあるのかもしれない。大げさに言えば、歴史の中にもこういう構図って あるんだし。
力を持つものは、常に自分の言動が周囲に与える影響を意識するべきだと思うのだが、、、あるいは お父さんは「壊したかった」のかもしれないですが。
今日のは、とりあえずの、記録。
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