運が強いということ 〜光を放つ人〜
その人がいると、場の雰囲気が明るくなって、いろんなことがスムーズに進む。
その人が働く場所では、長年抱えていた問題が解決する。
その人は、遠くにいても、大勢の中にいても、「光って」見えるんだと何人もが言う。
声を聞くだけで、元気になるんだって、多くの人が言う。
その人には、たくさんの人が集まって、話をしたがる。
その人が関わるプロジェクトは、期待以上の成果を上げるんだそうだ。
困ったことがあると、その人のところに行って、相談をする、と多くの人が言う。
自分の実の親以上に、親のような存在だという人も。
その人、いったい何者なの?
その人を知る人たちに聞いてみた。
なんせ 明るい人なんだそうだ。
賑やかな、という意味ではなく、とにかく優しい表情で人と接するんだそうだ。
聞き上手で、相手の言い分を否定しない、時々何気なくはさまれる質問は、それまでしっかり話を聞いていたからこそできるものだそうだ。
自分の失敗話はたくさんするし、
困ってる人がいると、さりげなく他の人にわからない形で手を差し伸べるんだそうだ。
それでいて、いけないことは いけないということを静かに伝えることができるのだそうだ。
今の世の中は、これまでになく、光っている人を求めているのではないかなと思う。
希望。
どこを向いて進んだらいいか、わからなくなり過ぎている人が多いのだろう。
これだけ 予想外のことが起きる毎日だし。
光を放つ、その人が いるだけで 力がみなぎる。
その人が放つ光は、運、というものも視覚化しているんだろう。これをオーラと言う人もいるだろう。
その人自身、とてもいい仕事をして、たくさんの人を育てている。
運が強い人。
その人の生まれ持ったものも大きいかもしれないけど、結局それを強化しているのは、その人の振る舞い、人との接し方だ。
運とは、氣。流れるもの。
人と人を繋ぐから、強くなっていくのだろう。