ほんとうは いっしょに うまれたかったの
うちの二人の娘、それぞれの個性がきらきらしていて、「へえっ」って驚くころが多いのだけれど、上の子は 「ふしぎなこと」を言う子だった。
今も 何か悟ってるところがある。
この前も人間関係について話してたら「嫌われることを気にし出したら、何もできないよ。自分がいいって思うことをしていくしかない」って、なぜか途中から諭された。
、、、私だって、き、気にしてないんだし(⇦気にしてる人)
さてさて、2番目の娘が生まれた後、上の子が言った。
「いつもわたしたち、いっしょにいたんだよ。ほんとうはいっしょに生まれたかった。でも、おかあさんのおなかにふたりではいるのはむずかしそうだねって言って、○◯ちゃん(妹)が、先に行っていいよって私に言って、それで私が先に生まれたんだよ」
ほんとなの?いつのまにそんな相談、、、あ 生まれる前ね。
一人目の育児がしんどすぎて、「一人っ子でいいわ」って本気で思ってたのに、ある日「うむ、もう一人いてもいいかもしれない」と思った途端に「待ってました」って勢いで 下の子がやってきたのは、そういうことだったのかと妙に納得した。
そんなことを知らずに、名付けた二人の名前は、まるで双子のよう。空の上で、二人はいつも一緒にいて、もしかしたら、小さいころの私のことも、ふたりで上でみてたのかもなあって思うとおもしろい。
ちなみに、お姉ちゃんに「先に行っていいよ」って言ってあげた妹、って ある意味すごい。本当のお姉ちゃんは、案外こっちだったりして。最近も妹が「ねえちゃん、そんなことしよったら 味噌汁こぼれるって」とか言ってるのを聞くと 吹き出してしまう。妹の方が しっかり者だ。。。
姉妹、兄弟には、親の知らないところで築かれた関係性があるのかも、そして、親が思っているよりもずっと長い間 子どもたちは 親のことを思ってくれているのかもしれない。