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inainaco
【宝石の原石】④愛し合うようにけんかを
お前がどっかに消えた朝より
こんな夜の方が まだましさ
肺に睡蓮 遠くのサイレン
響き合う境界線
愛し合う様に 喧嘩しようぜ
遺る瀬無さ引っさげて
この歌詞 読んだ時、ビリビリっときたのが忘れられない。自分が感電してしまったようで。
愛し合う様に喧嘩しようぜ
というところです。愛と喧嘩の境目、いや、喧嘩も愛か。
そういう不可視的なことを ズバッと言ってる。
そういう混沌を思った時、人と人のエネルギーの応酬が いよいよ深くて深くて、人間というものの根源的な在り方まで窺えるものだと分かる、そういう面白さ。
愛し合う様に喧嘩をした
喧嘩をするように愛し合った
そういう愛を知ってしまった後、どう生きなよ、って言っているんだろうって思いつつ、
この一節ばかりを見つめるのだった