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つながりをほどいた痛み に そっと触れる

自分の心が傷ついていたことに気づいた後、
すぐに、今までと同じペースで動かない方がいい時がある。

過去と現在は繋がっている
過去に受けた傷を自覚した時に はじめて 痛みを自覚するのだ
つまり、傷に気づいた時が 癒しの始まり

なのに、傷つけられた自分にさよなら、とばかりに すぐに 次に進もうとすると、傷がまだ全然治らないのに、手当てもしていないのに、無理をしていることになる。



傷ついていたことに気づくこと、それは 自分を労わる必要性に気づくと同時に、これまでと違う生き方の可能性を見出したくなるもの。もう、今までのようには生きない、と。

でも、傷の手当てができていないと、
あるいは怪我につながるような行動の癖に気づいていないと、また 同じように怪我をしてしまうかもしれない。


だから、すぐに張り切って 動いたりしようとせずに、傷を、痛みを癒しながら そろりそろりと動く意識が必要。

そっと、痛いところに触れる。
痛かったね、と。
できれば、同じ怪我はしたくないね、と。
そっと 傷に 痛みに触れる。

時間をきちんとかけてあげて、少しずつ 次に進もう。
過去に優しくなれた時、
今を感じることができた時、
未来からの光がそばにある

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