相似形
今日の午後、ある小学校で行われた授業研究会に参加したが、そこではGoogleのJamboardが活用されていた。
と言っても、使っていたのは子どもたちではなく、授業研究会に参加していた教員たちのほうである。
授業の参観中に書き込んだ「付箋」の一覧をもとにして、事後検討会ではグループごとに活発な意見交換が行われていた。
一般的な事後検討会だと、話合いが盛り上がらなかったり、発言者が偏ったりすることがよくある。
しかし、Jamboardによってお互いの感想や意見の「見える化」が図られたことで、全員参加型の活発な意見交換になったのだろうと思う。
子どもの学びと大人の学びは「相似形」だと言われることがあるが、まさにそのとおりだろう。
今回の事後検討会で体験したような学び方を、ぜひ教室の中でも実践してもらいたいものだ。
「他の先生方にも広めたい」という場合には、校務のなかで使ってみることが手っ取り早いだろう。
ちょうど各学校では、来年度に向けて学校経営計画の見直しをする時期である。
Jamboardのようなツールが役立つ場面はたくさんあるはずだ。
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