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「怪談師」になった教え子(上)

 X(旧Twitter)や Facebook をやっていると、小学校から大学時代までの同級生や、かつての同僚などから、何十年ぶりかで連絡が来ることがある。

 先日は、今から20年ほど前に勤めていた小学校で5・6年生の担任をしていたときの教え子から、X のメッセージ機能を通じて連絡をもらった。

 その後、メッセージ機能を使って何度かやりとりをしているうちに、彼が「怪談師」になっていることがわかった。

 ちなみに「怪談師」とは、人々が実際に体験した不思議な話や怖い話を収集し、語りとして編集して、イベントや舞台、映像などで発表する人のことである。

 彼の名前は伊山亮吉(本名・伊山亮)。インターネットで検索をしてみると、その世界ではなかなかの有名人らしい。

 YouTube のチャンネルも開設していて、登録者は5万人以上いる。

 そんな伊山君と、地元の居酒屋で会うことになった。(つづく)

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