【重要】本日(4/19)、中教審・特別部会が開催されます!
これまで、給特法に基づく「教職調整額」の在り方などについて審議してきた中央教育審議会「質の高い教師の確保特別部会」が、本日(4月19日)の16時から第12回の会議を開きます。
これまでのところ、同特別部会の委員の間では「『教職調整額』を維持する。ただし、その増額はする」という意見が大勢を占めています。
しかし、それでは絶対に「教員の長時間労働」は是正されません。この問題については、立教大学の中原淳教授がブログで論点を整理していますので、ぜひご覧ください。
同特別部会の今回の議題は「教師を取り巻く環境整備について」です。
おそらく、これまで議論されてきたことの包括的な協議ということになり、これが同特別部会の「最終回」になることも予想されます。
私は、この会議に参加して発言をすることはできません。しかし、YouTubeでのライブ配信によって「傍聴」をする予定です。
そして、「誰が」「どのような」発言をするのかをチェックし、「歴史の証人」になるつもりです。
・・・今回は、仕事や学業などの都合でご覧になれない方、事前の申込みに間に合わなかったという方もいると思います。そこで、審議の内容についてはX(Twitter)を通じてリアルタイムで伝えていく予定です。
中原教授は先ほど紹介したブログの中で、今回の中教審・特別部会の審議を「出来レース」のように見えると評しています。
ちなみに、この特別部会の委員の中には、私が尊敬する研究者や実践家の方も含まれています。「出来レース」だと思いたくはありません。
くり返しになりますが、「教職調整額」が増額されても、「教員の長時間労働」を是正することは無理です。
・現役の教員
・これから教員になろうと考えている若者
・今、学校で学んでいる子どもたち
・将来、学校で学ぶであろう子どもたち
・・・の誰も幸せにならないのです。
先ほど私は、
「この特別部会の委員の中には、私が尊敬する研究者や実践家の方も含まれています。」
と書きました。
この思いが過去形にならないことを願います。