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ennui_kota
学校ホームページを活用した情報発信(下)
(前回のつづき)
学校ホームページには、
「頑張っている人たちにエールを送る」
という役割もある。
PTAの役員
地域の方々
養護教諭、栄養職員、事務職員、調理員、用務員などの「教員以外」の職員
特別クラブの指導者
そして、子どもたち など
こうした人々の取組をホームページで「見える化」していくのも大切なことである。
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これは、ある年の運動会のマスコットに選ばれた「ダルマイルズ」というキャラクターである。考案者である6年生の女子が、自分でぬいぐるみにしてくれたので、ホームページには、季節に合わせた飾りつけをして定期的に紹介をしていた。
近年は、スマホに対応したホームページの運用も簡単にできるようになっていると聞く。また、Facebook や Instagram などを併用しながら、リアルタイムでの情報発信を目指している学校も増えているようだ。
一方で、1年間に数えるほどしか更新が行われない学校も少なくない。たしかに、担当者への負担など、定期的な更新を続けることには難しさも伴うだろう。
しかし、それでも学校ホームページには大きな可能性があると思う。
マスコミで取り上げられる学校の姿は、どうしても「いじめ」「不祥事」「事件・事故」など、マイナス面を取り上げたものに偏りがちだ。けれども、本当は「よい取組」や「前向きな姿」がたくさんあるところが学校なのだ。
ホームページをとおして「ベタな日常」の発信を続けていれば、かならず学校の理解者やファンを増やすことができると思う。予算はほぼ「ゼロ」でも、効果は「無限大」だろう。