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データで知る日本の教育 〜女性校長の割合②〜
![](https://assets.st-note.com/img/1672818767297-XL7K9GWSDV.jpg?width=1200)
前回の記事に上の表を掲載した。
当たり前だが、
「女性校長の割合が高い」=「男性校長の割合が低い」
「女性校長の割合が低い」=「男性校長の割合が高い」
ということなので、それに合わせて表を作り変えてみたところ、このようになった。
![](https://assets.st-note.com/img/1672819064384-utAWpvta9R.jpg?width=1200)
「女性校長の割合が最も高い石川県でも、6割以上は男性である」
「3つの都道府県では、男性校長の割合が9割を超えている」
など、改めて男性校長の割合が圧倒的に高いということがわかる。
また、学校種による違いも大きい。同じ時期に公表された「令和4年度学校基本調査」で示された「学校種別の男女教員の割合」と照らし合わせて、次のような表も作ってみた。
![](https://assets.st-note.com/img/1672819756261-L8OZQAMZM9.jpg?width=1200)
女性教員の割合に比してその校長の割合が低い理由としては、次のようなことが考えられる。
〇出産や育児によってキャリアが中断するケースが多いこと。
〇男性よりも家事や介護などの負担が大きいこと。
〇依然として「男性優位」の考え方が根強い地域や学校があること。
〇上記のことが重なり合って、管理職になることを諦めたり遠慮したりする女性教員が少なくないと思われること。
(つづく)