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意外に知られていない? ミネラルの正体

妊活支援士はるみです。

妊活支援の活動をするようになって、

結局バランスよく栄養を摂ることが大事なんですよ~(^^)b

という話をする機会が多くなったのですが、お話していると、驚く質問をいただくことが多々あります。

そのひとつ。

「ミネラルって、ひとつの栄養素のことですよね?」

違いますよっ💦

「ミネラル」は、生体を構成する主要な4元素※以外のものの総称です。
(※ 酸素、炭素、水素、窒素)

「無機質」という名称で聞いたことがある人も多いと思います。


小学校か中学校の家庭科で、「五大栄養素」というものを習ったと思いますが、五大栄養素とは、たんぱく質、脂質、炭水化物、ビタミン、そしてミネラル(無機質)のこと。

それぞれがどんなものかというと、

たんぱく質…主に筋肉・臓器など、身体を作るもとになる。ホルモン・酵素・免疫機能関連の働きも。

脂質…エネルギー源や、ホルモンや細胞膜を作るもとになる。脂溶性ビタミンの吸収を助ける働きも。

炭水化物…主にエネルギー源として働く糖質と、エネルギー源にならない食物繊維がある。

ビタミン…人体の機能を正常に保つため必要な栄養素。水溶性と脂溶性がある。

ミネラル(無機質)…身体を作るもとになったり、身体の調子を整えるもの。代表的なものに、カルシウムや鉄、亜鉛など。

ざっくり、こんな感じです。


多くの方が、「カルシウム」とか「鉄」、「亜鉛」、「マグネシウム」というと知っているのに、なぜか「ミネラル」というと、とたんに曖昧になってしまうみたい。

ミネラルは、身体を作るものや、身体を調整するもので、役割はそれぞれ違います。

逆に役割がそれぞれ違うため、どのミネラルが身体の中でどんな働きをしているか、イメージしづらいところもあります。

また、自分から積極的に情報収集しないと、知る機会がないものもあります。

例えば、カルシウムは骨や歯を作る材料として知られていますが、カルシウムイオンとして、神経伝達をサポートする働きもあるのです。

たくさんの重要な役割があるミネラルですが、残念ながら、どのミネラルも身体の中では作ることができません。

食べ物から摂取するのが、唯一の方法なのです。

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