#20 今更ながら
#なかじのじかん 、今週もよろしくどうぞ。
画像は今実際に使っている、文庫本専用のブックカバーです。
数年前に大阪でハンドメイド展があり、ちょっと遊びにいった際に購入したもの。
似たような柄は沢山あったものの、同じ柄にならない(生地が一枚からいくつか作られていたので)作品ばかりで、生地の買った時期や季節によるのか、微妙に同じ色でも濃い、薄いのグラデーションがついていたり、まあ所謂、「一点もの」の集まりだったんですね。
文庫本を読むことって以前は少なくて、僕はハードカバー派。
それでも、書店でつけてもらえるあのカバーでは、数回読むと(保管しておくだけでも)ボロボロになってくる。
一つ持っといても損はないか、と当時は思っていました。
今、
使い混んで、汚れてきたけどね!
新しいの欲しいくらい!
本を読む人にとって、
どっち派なんて、基本ないですね(笑)
何でも読む。うん、間違いない。
ででで。
今読んでる本を職場などに持っていっても、そう時間が取れるものではない。
でもスキマ時間に読みたいところです。
副業先で、もう二年くらい前から知ってる年上の方がいまして、その人は食事休憩の時に本を読んでいたんですよね。(本読む人は誰かが本を読んでいると何読んでるのか気になりますよね!ならない?)
普段、そんなに話すこともないし、年上なのでどんな話題に興味があるか分からないし、特に知ろうとも思わず(笑)
でも最近、向こうから、「何読んでるの?」と、たまたま休憩中、僕が本を読んでいる時に聞かれました。
その時、プルーストを読んでいたので、これです、と言うと、そこそこびっくりされました。
「プルースト読んでる人、久しぶりに会ったわ」
普段あまりべらべら話さない人なんで、大体その辺りで会話が終わるかなと思うんですが、スイッチ入ったらしく、その後、ヨーロッパ文学とアメリカ文学とドイツ文学の私見を話してくれました。
おい!
めっちゃ詳しいやん!
いやあ以外てした。
何か難しげな本読んでるな〰️と思ってたら、予想外に文学に詳しくて、逆に教えてもらいました。
日本文学とヨーロッパ文学の違いで話が弾むなんて、最近の記憶どころかこれまでにあまりなかったので、以外なこともあるもんだなあとしみじみ。
今その方は資本主義を徹底的に読んでるみたいで、社会主義と共産主義を加えた話も興味深く聞かせてもらいました。
普通に、嬉しかったよね。
本を読んでいると、思いがけないところからや違う角度から知識が増えるし、そういう人に与えてもらえたり、自分の持論や考えも話したり確認出来たりする。
知識は力、だよ本当に。
僕なんて、まだまだ文学や歴史、経済も疎い。
最近になって知りたい、知ろうって思えるけど、若いうちから好きで勉強してる人はまだまだ少ない。
「やりたいことが分からない」って僕もそんな一人だった。
けど、その時にただ日々を流して遊ぶのではなく、知識を蓄えることはあとあと自分の助けになるって今では思う。
やりたいことがないのなら、外に出たら散財して罪悪感を感じるなら、
【本を読もう】
これだけでもいいと思う。
きっと人生は楽しくなるよ。
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