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DOMEMOの論文が生まれてから、3年が過ぎました
![](https://assets.st-note.com/img/1660556146677-JlETcwfqRU.png)
3年前の7月7日に、私は初めて手ごたえを感じました。
「なにかやってみたい、だれもしたことがないようなことを」と漠然と思っていた私は、突拍子もないことをいくつも考えてはLINEに投稿したり、ブログに書いたり、自分のノートやパソコンに溜めたりしてました。
そんな中で生まれたものが「DOMEMOの論文」でした。
最初期は「ドメモのプレイヤーモデルの検討とシミュレーション」という名前で、いつしか論文という大層な名前になります。
こんな感じで、体裁はまるで論文。中身も論文調で堅苦しい感じです。
![](https://assets.st-note.com/img/1660556911982-OmeU3XpzIv.png?width=1200)
いつもなら、仲間内で「何バカなことをやってるんだ」と笑いあって終わるところですが、こいつはそうならなかったのです。
ゲームマーケットで発表することになりました。
ゲームマーケットは“電源を使用しない”アナログゲームの振興と、ユーザの交流を目的とした「みんなでたのしく」過ごせるイベントです。
どういうわけか、この頃の私は「読んでくれる人なんているのかな」とか「出展して印刷して・・・・・・いくらお金がかかるんだろう」なんてことをまるで考えませんでした。
「やっちゃえ! 挑戦してみよう!」
そのくらいの軽い気持ちだったのだと、今振り返れば思います。
さてゲームマーケット当日、私は印刷した10冊の論文を机に置きました。
自分は椅子に座って来場者を待ちます。
このとき、ようやく気がつきました。
自分にとって論文が10冊売れるかどうかは全くもって問題ではない、ということに。
私がしたかったことは、研究をすること、そして美しい本を作ることだったのです。
売れようが売れまいが、そんなことはどうでもよかった! (ビジネスマンとしては失格ですね)
この論文を買ってくださった人達がいました。9人。2冊買っていかれた方もいて。
その人たちにとって、この論文がどのような存在になったのか、私にはわかりません。
ただ、私にとっては、この後書くことになる多くの論文の先駆けとなりました。
それだけでなく
2019年に出したドメモの論文のお陰で、13階内のドメモレベルが2, 3倍に上がった(体感)
— 13階 (@13th___floor) August 17, 2022
熟練者同士のドメモは最高、これがやりたかった
こんなことも起きている気がします。
最高のボードゲーム体験は、熟練者同士のゲームで、自分もその熟練者の一人になること
この思いを胸に、これからも論文が見せてくれる世界を探検していこうと。