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苦手なことを仕事にする!3・・・さほどでもございません...

教室は続けていましたが、アルバイトは7年ほどでやめ、別の仕事をすることにしました。先を考えて辞めたわけではなく、またまた求人誌を見ていました。

話は前後しますが、私は電話が今でも苦手です。周りからは「またまたぁ~」と言われますが、本当に苦手・・・というより嫌いなのかも。相手の都合も考えず電話をすることがとっても嫌で、できたら手紙で済ませたいと思っていました。だから、メールができた時には心から「よかった」と思っていました。
そもそも家に電話がきたのが小学生だったのかなあ???どうしても受話器をもって見えない相手と話すというのが納得いかなくて、たぶん初めて電話を使わざるを得なくなって使ったのが中一くらいだったような。

教室を始めて、やっぱり電話をかけなければいけないこともあって、ものすごく緊張しながらかけていました。もちろん前の会社でも電話は使っていたのですが、使わなくて済むならしたくなかった。

そんな私が次の仕事に選んだのはコールセンターのオペレーター。確か妹がコールセンターのオープニングメンバーだからいいんじゃないと。試験だけでも受けてきたらと言われて物は試しと受けに行き、受かっちゃったという感じです。
せめてもの救いは、掛け電ではなく受け電だったってことかな。
まあ、コールセンターなので、マニュアルもしっかりしていたし、受け答えのフローもあって、苦手だっていう気持ちさえなければそんなに難しい感じでもなさそうだし。
まあ、夜の時間帯を希望したこともあり、昼間の時間が以前より有効に使えたことと、教室の親にも気持ち的に少しは電話かけやすくなるかなという目論見もあって、働かせていただくことに。

まあ、百貨店の時にも「いろいろな人がいるなあ」と感じましたが、輪をかけて「いろいろな人」がいました。それこそ脅してくる人、わけのわからない論理を振りかざす人、電話口には女性が出る確率が高いので嫌らしいことを言ってくる人・・・顔が見えないってこんなに何でも言えちゃうんだという感じ。・・・話はそれますが、それが今のSNSの匿名性にもつながっているのかもしれませんね。

コールセンターには全部で4年半くらいいました。もともとは契約前の方に向けたセンターでしたが、だんだん契約者も増えてきたので、1年半くらいしてからかな契約者向けの担当になり、最後の1年はスーパーバイザーとかもやっていました。10人くらいのグループをまとめて効率よく回す役割ではあるのですが、ここでクレーム対応も少しさせていただいたり、研修講師をやったり、研修資料を作ったりとかもしていました。
ここで、少し知らない人に伝える難しさとかも教えてもらって気がします。

そうそう、実はこの仕事は派遣だったのですが、派遣先のコールセンターは外資系。英語の話せない私にとっては「!」という感じ。まあ、仕事そのものに英語は使わなかったし、社員の外国人も社内は歩いていたけど別に特に問題はなかったのですが、一度電話で話していた女性が私にこんなことをいってきました。「うちの娘、留学して帰ってきたんだけどなかなか就職できなくて。おたくみたいな外資系とかで働かせてもらえたらいいんだけど・・・。結構英語とかで話すんでしょ??」
私・・・「さほどでもございません」と言って電話を切りました。
今でも絶妙な返しだったと自画自賛しております。

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