もっとやっておけばよかったと思う練習vol.2
はい。こんにちは、吉光です。
さて、前回の記事にて1kmTTをもっと走っておけばよかったと書いたのですが。
今日はそれに付け加え、もう一つの理由をお伝えしようと思います。
前回は肉体的な意味合いでしたが、今回はメンタル的はところです。
1kmTTを始めタイムトライアル系の競争は短時間勝負となるため絶対的な集中力が必要となります。
スタートもゼロスタートで行うことからスピードの乗せ方なども大きく影響してくる種目です。
何が言いたいかというと...
1kmTTなどにしっかりとチャレンジしておくことによってロード選手にとっても、大きなメリットになります!
例えばTTやプロローグなど一人で走る競技。
さらにスタートから強度が上がりがちなクリテリウムや悪天候のロードレース、ヒルクライム。
これらはどれも集中力が鍵を握る種目です。
いかにゼロから集中して力を注げるか...
これが大きな差になります!
時間の使い方も上手くなる?
また、レースだけではなくウォーミングアップにも違いが出てきます。
慣れている選手は自分が『どのくらい時間を乗れば』『どのくらい強度をあげておけば』一瞬のレースにおいて最大の力を発揮できるかがわかっています。
それがわかるということは...
ウォーミングアップを何分やればいいのか→何分前に着替えるのか→何分前に起きればいいのか?
行動の効率アップにつながり最短時間が見えてきます。
当たり前のようにみえて、実はとても難しいです。
本当に正しい答えは教科書でも先輩でもなく、自分でしか出せないからです!
自分は長年選手活動をした結果、その辺りは見えてきました。
もちろん研究もしました。
しかし、それは23歳を超えたあたりからのこと。。。
トラック系選手の行動を見て、見よう見まねで始めたのが最初でした。
もし、高校生の時から自分の流れが研究できていてば、大人になってもっと効率よく選手活動ができたのでは?と考えることがありました。
実際そうだと思います。
しかし、実際はそんなことを考えても自分の足しには1mmもならず。
今、目の前にあるレースでしっかり研究を繰り返して、少しずつ身につけることが必要です。
何事もそうかもしれませんが、始めるのに一番いいタイミングは今なのです!→自分に言い聞かせていますwww
次のレースとかではなく、次の練習から心がけて、考えて行動してみてください!
練習で行う、TT走や測定を増やしてあげるだけでも次のレースで何かが変わるかもしれません。
キーワードは『非日常を日常に...』です。