"終わり"を意識すると、生き方って変わる気がします。
医療の発達、科学の進歩によって、日本はずいぶんの平均寿命が伸びたので、あまり死を意識することが少なくなりましたね。核家族に相まって、身近な死にも触れる機会がグッと減りました。でも、ここ1年間でたくさん身近に死を感じる日常になりました。私の母も新型コロナに感染した時には、一応覚悟はしました。特に基礎疾患が無かったので、無事に退院して元気に過ごしています。
新しい命を迎えて、日々想うことは『もし、明日僕が亡くなるとしたら、今日の生き方は果たして納得できるのかな』でした。小5の時に育ての父を亡くしているので、小さい頃から自分なりの生死観を持っています。きっと、こればっかりは死に触れる経験がないと、本当の意味で実感はできないですが、それでも「永遠に続く」と思いながら生きていくのでは、あまりにも雑に生きてしまいそうな気がしています。
で、別に暗い話をしたいわけじゃなくて、もっと前向きな話なのですが、毎日「明日、自分が死ぬとしたらどんなことをするか?」と問いかけるのはすごい良いということです!仮に僕が1年後に亡くなることが分かったとしたら、どんなことがあろうと絶対に育休は取ります。いや、仕事をやめます。そう考えた時、本当に自分がしたいこと、やっておきたいことがくっきり浮かび上がってくるはずです。もちろん、色々な制約とか現実があるかもしれないですが、大抵人間が後悔することの多くは「やりたかったのにやらなかったこと」だそうです。
そんな今日は勤務が「最後」だったわけです。楽しい1日でした。最後だと思うと、景色や感じ方もやっぱり違って、その人の良さがより実感するように思います。最後は、玄関まで見送りをしてくれる先生方がいて、温かい人たちの中で働けているからこそ、育休が取れているんだなぁと改めて感謝したいです。
明日からは、もっと楽しく豊かな時間を過ごすために、髪を切って!人生初のパーマをかけて!勝手に楽しむ!ために、これから美容室行ってきまーす(笑)