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【妄想ライオンズ 21】CS2戦目 今井VS東浜 ーエンドレス投手戦ー

初戦を快勝したライオンズは、今井を立て一気の寄り切りを図る。対してホークスはライオンズキラーと呼んでいい東浜を立てて巻き返しを期す。シーズン最終盤に復活して2戦目、エネルギーは十分に充填されている今井が序盤から飛ばす。150キロ台半ばのストレートに、大小の曲がりのスライダーとカットボールを中心に、ホークス打線をまさにねじ伏せていく。

対する東浜もキレのある速球と持ち前のシンカーが冴え、ライオンズ打線を手球に取る。

双方得点機を迎えることなく中盤から終盤を迎える。

100球を超えた今井だが、まだ疲れを見せない。それどころか、3回り目の中軸を迎えて、「1点もやらない」というギアが入り、さらに球速が増していく。ホークスは7回からは泉が登場する。最終戦の悔しさを胸に、唸るような速球を投げ込んでくる。

ライオンズも8回からは継投に。平良から増田と9回をおさえ、ホークスも藤井、モイネロが圧巻のピッチングを見せる。お互いのエースと、盤石のリリーフ陣が躍動し0−0のまま9回を終える。

延長に入っても、ラインズは水上、森脇、本田がきちんと仕事を果たし、ホークスも、松本、大関、甲斐野、そして田中までを注ぎ込んで、盤石のリレーを見せる。

まさかの12回で0−0の引き分け。いうまでもなく、引き分けは実質上位チームの勝ちに等しい。しかし、双方気持では全く譲ることなく、最終戦の決戦へと向かうことに。

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