【妄想ライオンズ 19】2022レギュラーシーズン振り返り その1
オリックスの劇的な優勝と、ソフトバンクのまさかの同率2位で終わったレギュラーシーズンを、ライオンズにフォーカスして振り返ります。
3月25日に開幕したシーズンは昨年のチャンピオンのオリックスとの試合に始まり、山本と高橋光の投げあいでしたが、吉田、宗に打たれ、山本には8回まで零封され、案の定のスタートでした。
しかし、2戦目に、ドラフト1位の隅田の好投で勝ち、さらに3戦目には6点差を山川のHRなどで売っちゃるというゲームをして勢いがつきます。
札幌に乗り込んでからも打線も山川が牽引して好調でしたが、その山川が怪我をして3戦目から離脱してから、打線の状態は状態は一気に下降して行きます。
この辺りから、今年の貧打のライオンズ、が始まって行きます。。。
3月の終わりから4月の初めにかけて怒涛の7連敗。。その間、3点取れた試合は1試合だけ。投手陣も6点以上取られた試合が5試合と、投壊状態。エンスの好投で10日ぶりに勝ってからも、打線が振るわず波に乗れません。
流れが大きく変わったのは、4月19日のロッテ戦。約20日ぶりに山川が4番に復帰。チームの雰囲気が大きく変わり、ライオンズは3連続完封で3位に浮上します。
GWに入っても一進一退の星勘定で進む中、ライオンズにピンチが訪れます。キャプテンであり、守備の要の源田が離脱することになり、さらにその穴を埋めていた山田も後を追い離脱。ショートがいなくなります。
この穴を埋めたのは、彗星の如く現れた、育成1年目、球界1の低身長、164cmの滝澤夏央。そのスピードと、小気味の良い守備に、さらに何と言っても思いっきりの良いセンス抜群の走塁で、チームに勢いをもたらす。2つ続けてのお立ち台で一躍時のひとに。
ただ、貧打の打線は目覚める様子がなく、5月に入り、交流戦の前までの15試合で2点以下だったのが7試合。苦手にした東浜にはノーヒットノーランも食らってしまう。
5連敗をエンスの力投で止めて、辛うじて3位をキープした状態で交流戦に向かいます。