見出し画像

セミ

どれくらい
ぼくは
ねむりつづけていたのだろう

なんどめのなつなんだろう
ぎらぎらしたたいようはまぶしくて あつい

ぼくには 
きみたちみたいなじかんじくはもちあわせちゃいないから
やっとちじょうにでられたでもなく
いま ここ  それだけなんだ

うたうよ
ぼくたちのとおいきおくだけがしっている
きゅうあいのうたを

なんのためなんてやぼなことはききっこないよ
いま ここ それだけなんだから

#蝉
#セミ
#夏
#太陽
#創作絵本ストーリー
#一生
#人生

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?