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運動器のイロハ(下肢の神経)

こんにちは!柔道整復師の吉澤(@Knee_geek)です!

今週も吉澤のターンが回ってまいりました!
今日も患者様のために確実に一歩ずつレベルU Pしていきましょう!

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皆さんは勉強のスイッチが上手く入らない事はありませんか??

僕は時々あります。
普段は集中する時間を決めて、タイマーをかけて勉強に取り組む様にしていますが、それでもいまいち、切り替えられない時があります。

そんな時には「自分が勉強する目的」をリマインドするようにしています。
僕の場合は〝患者様をより良い状態にしていくため〟だったり〝医学博士をとって膝の研究をしたい〟
という事がモチベーションを立て直す材料になったりします。


目的は人それぞれだと思うので、皆さんも自分にあった勉強モチベーション維持方法を確立していきましょうね!

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それでは始めていきます。
今回はこちらの問題!!!

23回 午前・問38
内転筋管を通るのはどれか?
1.伏在神経
2.腓腹神経
3.後大腿皮神経
4.坐骨神経
【解説】解:1

この問題を解いていく上でポイントになるのは
〝内転筋菅の構造〟と〝神経の走行〟になります。


内転筋管は、ハンター管や縫工筋下管とも呼ばれます。内側広筋にへばりつく大内転筋との間にできたトンネル状の空間の事で、トンネルの出口を内転筋腱裂孔と言いますね!

大腿動静脈がこの内転筋管を通り、通過した所から名前を変えて膝窩動静脈となります。
人体においてこのような太い血管は屈側を通る事がほとんどで、これは運動などによる伸長時に血管が引き伸ばされてしまうことを防ぐための構造と言われているので、頭の片隅に覚えておいて下さい。

さて、内転筋菅の所在がある程度つかめたところで問題を紐解いていきましょう!

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このマガジンで「勉強に夢中になる!!」こと間違いありません。実際の問題を解きながら解説も交えてしっかり、真髄から理解できると考えます。

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