猫ひっかき病
こんにちは、
ミナです。
猫ひっかき病とは、
猫自身の病気ではなく、
その名前の通り猫や犬に人間が咬まれたり、
引っかかれたりして感染する、人間がかかる病気です。
バルトネラ・ヘンセラという
グラム陰性細菌に感染している
犬や猫に引っかかれると感染します。
その感染源はバルトネラ菌を持ったノミで、
ノミに吸血された犬や猫に感染します。
バルトネラ菌自体は、
犬や猫にとっては常在菌なので無症状なのですが、
人に感染すると傷を受けた場所に丘疹や水疱が出来たり、
その近くのリンパ節が腫脹したりします。
また、まれですが、脳炎、骨髄解性病変、
心内膜炎を起こすこともあるそうです。
猫ひっかき病の治療には抗菌薬が有効です。
エリスロマイシンやリファンピシンなどが使われます。
猫ひっかき病は、
ノミが発生し、増殖する7月から12月にかけて発生が多く、
特に秋口の寒くなってきた頃、
一緒にいることが多くなる頃の感染が多いといわれています。
猫や犬から外傷を受けたときは、
ただちに消毒をしておきましょう。