心膜の疾患(腹膜―心膜横隔膜ヘルニア)


こんにちは、
みなです。


腹膜―心膜横隔膜ヘルニアは、
犬猫の先天性心膜疾患のなかで、
もっとも一般的なものだそうです。

腹部の臓器が心膜の中に入り込み、
ヘルニアを起こします。

最も多いのは肝臓と胆のうのヘルニアで、
小腸、脾臓、胃が続きます。

発生に性差はないそうですが、
遺伝的傾向にあるのがワイマラナー、
ペルシャ、ヒマラヤンなどが挙げられるそうです。

この病気の原因は、
先天性の奇形です。

症状としては
無症状であることが多いようですが、

体重の減少や疲労、嘔吐や下痢などの消化器症状、
呼吸困難、発咳などの呼吸器症状が
見られるとのことです。

完治させるには手術が必要になりますが、
症状によっては必ずしも
手術が必要ではないこともあるそうです。

手術後の経過は良好で、
合併症は殆どないそうです。


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