症状により考えられる病気(痩せる)
こんにちは、
アミナです。
犬や猫が痩せていく原因には様々な理由があります。
その中には、一時的なもので特に問題の無い、
病気ではない場合もあります。
例えば、季節的な理由だと、
真夏の猛暑などには食欲がなくなることもあります。
また、何らかのストレスで痩せてしまうこともあるかもしれません。
或いは、高齢が故の場合もあります。
注意しなければならないのは、急激に痩せてきたような時です。
急激な場合は、病気が原因である可能性があります。
主に消化器の病気、心臓病や腎臓病、糖尿病、
腫瘍などにかかっていると痩せることがあります。
観察のポイントとしては、
痩せてくると、筋肉、皮下脂肪が減少してくるので、
見た目にも変化がわかりやすく、背骨がごつごつしていたり、
肋骨も目立ってきます。
体も何となく小さく見えたり、抱っこした時にも軽く感じるので、
割とわかりやすいのです。
いつものように元気そうにしていても、
定期的な体重測定は行いましょう。
長期にわたってゆっくりと体重が減少する時などは、
何らかの病気にかかっているかもしれません。
体重の増減は人と同じで、健康のバロメーターになるので
体重測定はとても大切なのです。
食事や環境の変化などに神経質な犬猫は、
十分な食事量が摂れなくて痩せていくこともあります。
食事の量に変化がないか観察をしましょう。
また、以前は太っていてよく食べていたのに、
最近段々と痩せてきて、極端に水を飲むようになって、
おしっこの量も増えた場合は、糖尿病にかかっている可能性があります。
あとは、呼吸や咳に異常があったり、食べたそうにしているのに、
臭いを嗅いだだけで食べるのをやめたり、
心臓の病気が原因だとありがちなのが、
食べた時に痛そうに鳴いたり、口から出してしまうなどです。
そのような場合も病気である可能性があります。
咳や呼吸に異常がある時は、
心臓の病気が原因となっている危険性があり、
食べる時に痛そうにしている時は、口内炎や歯周病かもしれません。
様子を見て状態が改善されないようでしたら、
病院に連れて行きましょう。
食事の量や内容に関係なくても、痩せていく病気は沢山あります。
特に極端な食欲不振や下痢や嘔吐など、
見た目にも明らかにおかしいと感じたら、
早めに獣医師の診察を受けるようにしましょう。
病気ではなく、ストレスが原因と思われる食欲不振の場合は、
その原因を突き止めて、ストレスを取り除いて様子観察をします。
また、高齢の犬や猫は、
歯や歯肉の状態も考慮した上で、食事の形態や量などを見直し、
身体に負担のかからないような食事に変えていくようにすると良いです。