症状により考えられる病気(太る)
こんにちは、
アミナです。
太り過ぎ自体は病気とは言えませんが、
放置しておくと、糖尿病や呼吸、循環器系、
肝臓などの病気が発生しやすくなるので要注意です。
体重そのものは増えていなくても、
見た目には太ったように見えることがあります。
これは、心臓の病気や腹腔内の腫瘍が原因の場合があります。
食べ過ぎなのか病気なのかを観察することが必要です。
よく食べても、食べた分のカロリーを消費出来なければ、
食べ過ぎで太ります。
また、量は同じでも、食事の内容が炭水化物や高脂肪に偏っていれば、
カロリー過多でこれも太ります。
中高齢以上で、若い時と同じ食事内容と量を食べていれば、
消費カロリーが少ないため、カロリーオーバーになってしまいます。
人間と全く同じなのです。
また、雌は避妊後、雄は去勢後に太りやすくなります。
急に体重が増えたり、むくみがある場合は、
病気が原因となっていることがあります。
太り過ぎは様々な病気をまねくことになるので、
出来るだけその犬種、猫種の標準体重に近付けるようにしたいものです。
それには日頃からまめに体重を測り、
体重が増えないように食事の量や内容を調整するようにしましょう。
食事内容のチェックポイントとして、
① 犬猫用のおやつ、人間の食べ物などの間食が多くないか?
② 現在食べさせているペットフードは年齢に合ったものか?
③ 一日に与える量は適切か?
④ 手作りの食事の場合、炭水化物や脂肪の量が多くなりすぎていないか?
これらのチェック項目を踏まえて、
カロリーが高過ぎるのであれば減らします。
ただし、食事量を極端に減らしてしまうと
空腹のあまり盗み食いや、異物を口にしてしまうので、
少しづつ減らすようにして、
食事内容は「ライト」「ウエイトコントロール」などの
表示がある低カロリーの食事に変えていきましょう。
動物病院には、肥満治療食や肥満予防食などの処方食がありますので、
減量には効果的です。
それでもどうしても空腹を訴える時には
野菜を与えるのも良いそうです。
消費カロリーを増やすのも大切なことですが、
私達人間でもわかるように、運動で痩せることはかなり困難です。
また、急に運動をさせると体に負担がかかってしまうので
注意してください。