猫の種類(ベンガル)



こんにちは、
アミナです。

ヒョウ柄の美しい被毛を持つベンガル猫ですが、
原産国はアメリカだそうです。

野生のベンガルヤマネコとイエネコを交配して
生まれた猫種です。

見た目のワイルドさとは裏腹に、
とても人懐っこい性格をしています。

祖先のベンガルヤマネコは、
アジア南部の森林地帯に生息する小型のヤマネコです。

大変美しい毛皮を持つために、
乱獲されて数が激減した絶滅危惧種です。
ツシマヤマネコやイリオモテヤマネコも
ベンガルヤマネコの亜種となっているそうです。

身体的な特徴は、何といってもその美しいヒョウ柄です。
厚くて密着した毛はとても柔らかくて、滑らかで、
シルクのような手触りです。
いつまでも触っていたくなる感触です。

身体は筋肉質でがっちりとしていて、
頭部が小さいというところも、
野性的な雰囲気を醸し出していて、
そして、気品もあります。

猫の中では、中型~大型で、
大人のオスでは8kgにもなります。

先にも書きましたが、猫種として確立するまでに
色々な猫と交配されたことにより、
人と暮らすのに適した性格になりました。

常に家族の中心にいたい性格で、
出来るだけ人と一緒にいたがるようです。

運動量が多く活発で活動的です。
刺激が大好きで子供や他のペットとも仲良く遊ぶことが出来ます。

元々のベンガル猫の歴史ですが、
野生のベンガルヤマネコとイエネコの交配によって誕生した
「アジアン・レオパード・キャット」は、
野生のヤマネコの保護と白血病の研究の
2つの目的から始まったそうです。

そしてその結果、
ベンガルという1つの猫種になったのだそうです。

まだその歴史はそれほど昔の事ではなく、
1970年代、アメリカで、人の遺伝学の研究者が、
白血病の研究のために交配を試みました。

何故なら、
猫の白血病は人の白血病と経過が似ているので、
ベンガルヤマネコが白血病を発症しない
という理由を解明することで、人の白血病のメカニズムも
わかるのではないかと考えたのだそうです。

残念ながらその研究は成功しませんでしたが、
その後、この交配で生まれた猫たちは
愛好家たちに引き継がれて、様々な純血種の猫と交配され、
最終的にベンガルという猫種が誕生したという事です。

ベンガル猫のかかりやすい病気ですが、
遺伝性の病気は少ないと言われています。

それでも色々な原因で病気にかかることはあり、
角膜炎、ストレス性の病気、突発性膀胱炎などには
注意が必要とのことです。

特にストレス性の病気ですが、
ベンガルの場合はとても活発で活動的なために、
運動や遊びや、刺激が十分でない状態にあると、
ストレスを抱えてしまいます。

症状としては、毛繕いをし過ぎて脱毛になったり、
便秘や下痢を繰り返したり、攻撃的になったりします。

毎日遊んでいるから大丈夫と油断せずに、
これらの症状がなく、猫が満足しているか
様子を観察するようにしましょう。

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