老犬のためのお部屋作りの工夫
こんにちは、
アミナです。
犬猫も高齢になると、
人と同じように
身体の温度調整が難しくなったり、
今までと同じような食事の姿勢が厳しくなったり、
脚が弱ってきて
身体が支えられなくなったり、
角にぶつかってしまったり、
などの変化が現れます。
高齢犬の体調の変化は、
時期によって変わってきます。
まず、後脚から筋力の低下が始まる
「行き倒れ期」
→歩行は難しいけれど、
支えがあれば何とか立っていられる時期。
→前脚も弱くなって力が入らなくなってしまう
「寝たきり時期」
というように進行します。
理想は、
その都度 時期に合わせて
生活の環境を変えてあげることです。
あちこちにぶつかりながら歩き、
時には隙間に入り込んで出られなくなることもあるのです。
ソファの後ろなどの
狭い隙間に挟まってしまい
動けなくならないように、
隙間を全てクッションで塞いだり、
食事や水を飲む時に、
首をかがめなくても飲めるような
工夫をして、
安全に生活が出来るようにしてあげましょう。
脚に力が入らなくなると、
ブルブル動いて踏ん張れなくなるので、
滑らない床材に替えたり、
柱にぶつかってケガをしないよう、
ガードするクッションなどを巻き付けます。
そして、人間と同じように、
犬も老化すると体温の調節が
難しくなる事があります。
犬は高温が苦手なので、
部屋は涼し目にしますが、
体幹が冷えないように、
ベッドには小さめの毛布などで
温度を調整するといいでしょう。
不謹慎ではありますが、
自分の親の介護をしながら思うのは、
かつて一緒に暮らした犬や猫たちのこと。
同じようにお年寄りの顔つきになり
同じように体をまるめて寝るようになり
同じようによろよろと歩くようになるのです。
どちらも愛しい存在です。
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