犬の老化のサイン
こんにちは、
アミナです。
先日も少し書きましたので
重複するところもありますが、
大切な事なので、
犬が老化する時のサインについて
再度記しておきます。
最近なんだかうちの子、今までと違うな…、
あんなに外に出たがっていたのに
最近どこも悪くないのに寝てばかりいる。
こんな事、ありませんか?
犬が年を取ると、
寝ている時間が長くなったり、
あんなに好きだった
散歩を嫌がるようになったり
というような日常的な変化から、
白髪が増えてきたり、
口臭が酷くなったり、といった身体的な変化まで、
様々な沢山のサインが
出てくるようになります。
でも私達飼い主は、それが正しい老化現象なのか、
病気のサインなのかを、
早い段階で気付けるように
よく観察しておかなければなりません。
それでは、犬の老化の症状で
代表的なものを見ていきましょう。
食事の量は減っているのに、
体重は増えている。
老犬の体重増加の原因として、
食事量と運動量の低下のバランスが
とれていないことと、
身体の代謝が落ちているために
痩せにくくなっていることが考えられます。
甲状腺機能低下症
特に去勢したオスの老犬に多いのが
「甲状腺機能低下症」です。
先日亡くなった
私のお客様の愛犬もこれでした。
代謝が極端に落ちていく病気で、
太りやすく痩せにくくなります。
この病気のせいで、
活発さがなくなっていくので、
歳のせいだと思われがちなのですが、
もし短期間で体重が増加した場合は、
病気かもしれません。
この病気は、治療によって
改善出来る可能性があるので、
早く気付いてあげる事が重要なのです。
それから、若い頃と比べると、
明らかに寝ている時間が
長くなったということはありませんか?
人間も年を取ると
1年があっという間に感じられますよね?
犬も同じで、
年を重ねると周りの刺激に対して
新鮮さを感じなくなり、
徐々に興味を示さなくなっていきます。
また疲れやすくなり、関節の痛みや動くことで
苦痛を感じるような身体の病気があると
動くことを避けるようになるため、
結果として寝てばかりになる
と考えられます。
病気なのか、
単なる老化現象なのか、
いずれにしても
犬の発するサインを見逃さないようにしましょう。