放線菌症
こんにちは、
ミナです。
放線菌症は、
犬や猫の慢性全身性の疾患で、
多くの組織、特に皮膚や肺、胸腔、脊柱に
化膿性肉芽腫性あるいは化膿性病変を作ります。
発熱や腫脹、疼痛、腰部における
排液菅の形成などが、症状としての特徴です。
椎骨への感染が広がると
髄膜炎や髄膜脊髄炎を起こすこともあるそうです。
この感染の原因は、通常は細菌が
直接的に組織に侵入することによって起こります。
特に植物の茎、
エノコログサ、イチゴツナギが
皮下に刺さった時や、
それを吸引した時の刺傷から
感染することが多いと言われているそうです。
治療には、手術と化学療法の併用が推奨されています。
再発を防ぐために、
臨床的に軽快してからも
4週間ほど投薬を継続するそうです。