症状により考えられる病気 ( 呼吸が苦しそう)
こんにちは、
アミナです。
運動したり、急激に体を動かしたりすると
呼吸が苦しそうになるのは、
犬にも猫にも良く見られる一般的な状態です。
ただ普通の呼吸で十分な酸素が得られない時や、
体温調節の時にハアハアと呼吸が苦しくなることがあります。
原因は、鼻や気管など、
呼吸をする時の空気の通り道にあたる場所に
病気があるかもしれません。
また心臓に異常が生じると呼吸が困難になります。
その他、発熱や貧血、日射病などによっても起こります。
犬や猫は、激しい運動や興奮時、気温などに反応すると、
口を開けてハアハアと喘いだり息を切らしたりする事があります。
特に犬によく見られます。
健康な状態でハアハアする場合は、
口唇や舌はピンク色をしています。
ただ長く続いたり同時に震えがある時などは
病気を疑う必要があります。
発熱を伴う病気の場合、
動物は体内の熱を口を開けて呼吸して放出し、
体温調節を行うのです。
犬や猫の直腸の体温は38度から39度で、
その平熱の範囲内かどうかを確認する必要があります。
運動直後などでも体温は上がるので、
状態をよく観察して判断しましょう。
呼吸が苦しそうでも、原因となる病気は様々です。
いつもと違って何かおかしいと感じたら、
早めに獣医師の診察を受けて下さい。
重大な病気が隠れているかもしれません。
今のこの季節、特に日射病や熱射病が明らかに原因で、
呼吸の異常が見られる場合は、
風通しの良い涼しい場所に移動させて、
冷たい水で体を冷やすなどの手当てをして下さい。
その場合も、必ず検温をして39度以下である事を確認し、
獣医師の診察を受けましょう。