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明日から役立つ時短テクニック②

前回の記事では、

忙しく頑張っているけど、自分自身の成長を感じづらい

その要因として、緊急性が高いことに集中し、「状況が緊迫していないが重要なこと」ができていない可能性があるということを書きました

その解決策として、課題の優先順位を可視化する方法を書いてみました

ただ、課題の優先順位を可視化できても、1つの業務に対する時短ができないと状況は改善していかないことも現実です

本日は業務おける時短について考えていきたいと思います

病院勤務の場合、①臨床業務と②臨床外業務があると思いますので、

それぞれで考えてみます

①臨床業務 

診療報酬下で実施している場合は時間自体を短縮することはできません

ただ、漫然と決まった時間を実施するのではなく、この時間で自分には何ができるのかを真剣に考え、最大限の効果を出そうというスタンスが大切になってきます

臨床業務を「準備」と「実施」に分けると、「準備」の部分が非常に重要になります 

その準備には2種類あると思っています

➤ 日常的な準備

・自己研鑽をしてセラピストとしてのベースラインを構築する 

疾患に対する基礎的な知識とリハビリテーションの内容を勉強したり、最新の情報を把握する、事例発表を通して日々の臨床実践を振り返る、理論や手技を勉強するなど



➤ 直前の準備

・全体像を把握して今やるべきこと考え、プログラムを箇条書きにする

※日常的な準備で経験値や知識を高めておくと直前の準備が楽になっていく

・プログラムに必要な物品を準備する

※物品を取り出しやすいようにレイアウトも効率化すると楽になっていく

・直近に病状の変化がないか、検査予約がないかカルテや病棟スタッフに確認する



➤ まとめ

日常的な準備で守備範囲を広げておいて、ケースバイケースの細かい点については直前の準備で補っていくことで随分効率はUPしていくと思います

また、病院では他職種と実施時間が被ってしまう、検査の時間と被ってしまうことは日常茶飯事です。仕方ないこともありますが、少しの準備で時短できることもあるはずです ぜひ意識してみてください!

準備の重要性について本田圭介選手は、下記のように述べています

「準備が全てだと僕は思っているんで 準備の段階で試合は始まっている」

これがプロフェッショナルかと考えさせられます。。。



➤ 終わりに

時短といっても、やっつけ仕事ではなく、丁寧かつ効率的な方法で成果を上げることを目指しています

時短、時短と言っていますが、対象者の方との何気ない会話から、その方の想いを汲み取るプロセスにはとことん時間をかけるべきと思っています

僕にとってはそこが一番楽しい瞬間です!!!

だって、人間だもの。

来週は、臨床外業務の時短について書いていきたいと思います。

以上、少しでも参考になればうれしく思います!

それでは良い週末を!!!

次回お会いしましょう!

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