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お元気で。

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お元気で。

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そういう気分です。お元気ですか。

何かあったときはいつも断片的な記憶と活字に逃避して、どん底からまた現実を見つめ直せるような どこかにあった確かな現実と、いつも変わらず動いてる電車の正しさで感じる生きた現実に混乱して、何もわからなくなった頭の中を洗い流してくれるような 分かったようで分からないような、覚えてるようで覚えてないような、ノスタルジーでもロマンスでもない確かな現実が、そんな文章が、救ってくれる時もあるんだと思いながら電車に揺られていた。 学校へ向かう電車の中である作家のエッセイを読んでいた。涙

    • 後悔と羨望 終わりについて

      全ていつか終わる。その事実と同じように私の大学生活も終わりに差し掛かっている。 2021年の春、大学生活の始まり、春の日差しが包む暖かな始まり、その全てに期待していた。しかし、その春は指を咥えて流星のような輝きを眺めているだけになった。当時19歳、その時の私はこのまま虚しく青春が終わってしまうことを何となく察していた。 そして2024年の冬、その分かり切っていた終わりがちゃんと私の元に訪れる。全てに納得できないまま、もうすぐ何もかもが終わる。最後は独りだった。 私は冬を愛して

      • 文章ではない頭の中2

        ロックグラスを買いたい 中学生ぶりにすることの真っ直ぐさ 結局何も言わない方が自分のため、他人のためになる。 傷つきたくない、傷つけたくない。 現実に帰ってくる幸せってあるか 100%無理でも、そういう努力はしたい 初めて、対話することから逃げたのかもしれない。みたいな瞬間の ヤマイチ 𝑺𝑴𝑰𝑳𝑬。 上野までは岩本町から歩くべし 対等だ とは言うけれど本当は誰とも対等になれていない。俺はみんなの土俵にすら上がれてない。心だけは対等でいれてるか 上野、中華、昇龍 甘いもの セブ

        • 文章ではない頭の中

          何かを残したい 死ぬまでに1冊、本を出してみたい いつか会えるなんて幻想だ 今会えない人間にはずっと会えない 現実でも匿名希望 みたいな人間はコンプレックスの塊だし、コンプレックスを言い訳にする。おれ。 うちで映画観ない?と誘ったのなら本気で映画を観ろ。 俺は信じるよ 贈与は脅迫 全ての寂しさ、全ての孤独、全ての夜は歴史的に繰り返されてきたものだ。全て他人が経験してる事だ。 不幸は人との関わりを作りやすい。だから依存しやすい。 劣等感は生き様に変えろ。と思うだけだけ 俺たちは

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        そういう気分です。お元気ですか。

          夏、焦燥。

          何もしないまま一日が終わる。深夜、俺何してるんだろう。って急に冷静になって、悲しくなって、寂しくなって焦燥に駆られて。 そんな感情を抱いたまま結局何も出来きずに茫漠とした夏が唐突に終わりを告げて。会いたい人に会えないまま冬が来てしまう。 色々なことが終わってしまう。 11月はその年会えなかった人のことを考えると思うんです。だからこそ私たち、12月にはきっともう会えないんじゃないかって思うんです。いい夏を過ごせていますか。いい夏ってなんでしょうか。 寂しさって、思い出とやるせ

          夏、焦燥。

          無意味、中途半端、それでも

          空は明るくなってきているのに街灯は付いている午前四時、あの少しあべこべな景色が好きだった。朝なのか夜なのかわからない曖昧な色彩が、自分が子供なのか大人なのかわからなかったあの頃みたいだと思った。缶ビールを片手に散歩をしていて空を見上げた。幸福にも不幸にも振り切れない中途半端な自分自身をそんな街の景色に重ねていた。 自分が傷つくことよりも誰かを傷つけることが怖い。理解した気になることが怖い。誰かの悲しみを目の当たりにした時、何を言っても間違いな気がする。実際、正しいことなんて

          無意味、中途半端、それでも

          また。

          中学の頃仲良くしてくれていた女の子から一年に一度くらいのペースでLINEが届く。特に用はなく暇つぶしらしい。私が引きこもりすぎるから、生存確認とも言われる。 憂鬱で寂しかった三月の深夜、缶コーヒーを片手に散歩をしていた時にLINEが届いた。 普段話さない人から、久しぶりにメッセージが届く夜、嬉しいけれど、寂しい。その人とはきっと二度と会うことはないからだ。 近況を聞かれ、淡々と答えていた。 「大学で何を学んでるの?」 「文化とか文学とか。なんで学んでるかはわからない」

          また。

          東京、朝の電車、生活、何もかも納得できない。

          何度でも言うけど、朝の電車がこの世で一番嫌いだ。何もかもが正しすぎて目眩がした。毎朝どうしようもない気持ちになってはその正しさの前で自分の無力さを痛感する。現実が目の前に茫漠と横たわる。詰め込まれてくる人々はどこへ向かい、何を考えているのか。 それを知るにはあまりにも若すぎて、凡人すぎた。何になりたいかも分からない。ただ、今は誰の何にもなりたくない。朝の電車は座れるだけで嬉しい。そんなことが少し幸せ。だけど毎日座れるわけではない。幸せは続かない。 幸せ以外のことの方が多い

          東京、朝の電車、生活、何もかも納得できない。