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初CIEM~AAW AXHが届くまで編~

せっかく初めてカスタムIEM(以降CIEM)を買ったということで、注文に踏み切るところから手元に届いて使ったところまでをまとめてみようと思います。
今回は本機が届くまでを書いてみます。

知ってる人には当たり前みたいなことたくさん書いてますがご容赦くださいませ。
ではよろしくどうぞ。

購入機種

メーカー: AAW
モデル: AXH
ドライバ構成: 1DD(Low) + 4BA(Super High + High + Mid2)
再生周波数帯域: 10Hz~40KHz
出力音圧レベル: 106.3db
インピーダンス: 16Ω

購入店舗

eイヤホン 秋葉原店 様

購入金額

78010円(本体代66510円、オプション3000円×2、耳型5500円)

CIEMはちょくちょくセールをしているので、急いでなければお目当てを日頃から試聴で決めておいてからセールのタイミングを狙った方が良いのかなと思います。

私が購入したときは本体代金が6000円引きだったので、その分を有料オプションに充てました。

CIEMとは

書く必要あるじゃろかと思いつつ形式的に書いてしまう。

個人の耳型に合わせて出来上がるオーダーメイドのイヤモニです。
ちなみに後述しますがイヤモニ=カスタムという訳ではないです。

ライブで演者が付けていたり、音楽スタジオでエンジニアが着用していたりと業務用機材のイメージがありますが、一般でも注文可能です。

メーカーさんの中には著名人に向けて制作した実績を公開しているところもあります。
憧れの人と同じものがほしい、もしくは何を使ってるか気になる、という方は覗いてみても楽しいかもしれません(機種名までは載ってないものの、ほとんどが「MH334」だと思われます。SONYの方多め?)

■良い点

・フィット性

耳にぴったりと合わせることで得られるフィット感、それによる遮音性が1番のメリットではないでしょうか。
小さめの音量でも充分聴けるので、ついつい上げがちな人には耳を守るという点でも良いかもしれません。

・所有感

自分の耳型という世界に一つだけの形、そして好きなデザインで作れるという点で、CIEMには通常のイヤホンにはない所有感を満たしてくれると個人的には思います。

■気になる点

・合わない可能性がある

ハンドメイドという性質上、製作時に生じてしまうズレや取ったときのコンディションにより合わないことがあります。
人によっては数回のリフィットを要することもあるみたいで、リフィット地獄という言葉があるそう。
また、耳も浮腫むので朝はぴったりだけど夜はキツい、みたいなこともあります。
耳というのは思っていたよりずっと繊細なようです。
気持ち良く使うには作る際は勿論、日頃から体調を整えておくことが大事なんですね。

・一生物ではない

当たり前ですが、物なので経年劣化します。
そして人の耳の形も変わっていくので、どこかで合わなくなる時がきます。
修理やリフィットでのランニングコストは頻繁ではないものの必ず掛かるので、この点も頭に入れておいた方がいいんじゃないかなあと思います。

耳型採取

eイヤホンが入っているビルに補聴器屋さんがあるので、そちらでお願いしました。
補聴器とCIEMの耳型は採り方が異なるそうなので、最寄りの補聴器屋さんで採りたい場合は確認するのが良いのかなと思います。

そして耳の状態次第では採取が不可能とのことなので、気になる方は耳鼻科に行ってからの方が良いのかなと。

気を付けること色々。

耳型を採る際に割りばしを噛んだりして顎を固定するのですが、求めるフィット感によって様々です。
説明はしてもらえますが、事前に調べて決めてからの方が悩むことも後悔することも少ないと思います。
私は割りばしを横向きに噛んで採取しました。

機種選定

カスタム=イヤモニではないと前述しましたが、イヤモニにはユニバーサルフィットという所謂普通のイヤホンと同じモデルがあるので、だいたいの特徴をこちらで掴みます。

出来上がりは勿論また違う音になるのですが、基本的な性格は知れると思うのでしっかりと視聴することをお勧めします。

自分は予算10万前後で、フラット傾向且つリスニング向きのもの、1番はボーカルが近くで綺麗になってくれるものを選んでいたら本機に辿り着きました。

デザイン

・フェイスプレート
L: h.42
R: h.47

・シェル
L: SE05(有料)
R: SE02(有料)

・カナル
L: CQ15
R: CT16

・ロゴ
LR: Gold(Side)

・プラグ
4.4mm 5極

モデル番号書いてもなんのこっちゃって感じなので上の出来上がりがこちら
赤と黒の対比にして、シェルという見えないところに有料オプションを入れるというこだわりをしました(写真じゃわかりづらいですが)

バランスで聴きたかったので4.4mmにしたのですが、狙い通り分離感が最高になったので正解だったと思います。

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納品日数

納期予定:3ヶ月
注文日:2020/12/19
店着日:2021/03/19

「AAW」さんは海外メーカーということやセール時期も重なったこともあってか3ヶ月納期予定でした。
人によっては2ヶ月弱で届いてるみたいなので、タイミングで大きく前後するようです。

私は予定通りで連絡が来たのでまだ良いですが、頼んでからの3ヶ月は本当に長くて辛いです。
わくわくして待てないという方は比較的短納期の国内メーカーを心から勧めます。笑

店舗受け取りか配送かで選べるんですが、受け取った時点でフィット感や音をチェックしてダメだったらスムーズに交換に出せるのでもし余裕があれば店舗受け取りを勧めます。

ひとまず一旦こんなところで、気付いた点があれば適宜加筆します。
次回で本イヤモニについてのレビューを書きたいと思います。


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