AVIOT TE-D01d mk2 感想
私個人として初めてのTWSでもあり、今でもほぼ毎日使い続けている
AVIOT 「TE-D01d mk2」を使用した上での感想です。
発売から1年半以上経過し、既に生産も完了しているのですが、ある程度在庫が残っていることに加えてかなり価格が落ちて勧めやすいものになっているので、今ならまだ書いてもいいのかなと思いまとめてみます。
バッテリー
このイヤホン1番の売りだと個人的に思うので、この項目を1番上に持ってきました。
イヤホン単体で最大連続再生時間11時間を誇り、バッテリー込みでは120時間にもなります。
aptX接続時では3割ほど再生時間は短くなりますが、それもほぼ関係ないようなレベルのバッテリー持ちではないでしょうか。
ケースのバッテリー容量が1950mAhもあるので、スマホ等への簡易充電も可能です。
またQi対応もされているので、バッテリーに関しては現行機にも全く引けを取らないスペックを備えている機種だと思っています。
装着性
筐体はやや大きめ、そしてイヤーウイングを装着すると片側7gとやや重く感じる方もいるかもしれません。
装着方法にやや癖がありますが、耳に入れてから内側にひねるイメージで付けると高い装着感が得られます。
イヤーウイング無しでも個人的には問題ありません。
音質
デフォルトのイコライザで高音寄りのドンシャリになります。
解像度、定位、音場どれを取っても特筆すべき点はないですが、明瞭感のあるサウンドでとても聴きやすい音作りになっています。
イコライザであらかじめ用意されたプリセットを選ぶか、自分で音を自由にカスタマイズすることができるのである程度は好みの形に調整が可能です。
微妙な点として125Hz前後を上げ過ぎるとノイズが走る性質があり、またカスタマイズプリセットの編集ができず全て新規扱いになるという点は不満に思っています。
外音取り込み
常にさーっとしたノイズが若干入りますが、実用を妨げるレベルではありません。
また集音範囲はあまり広くない感覚ですが会話程度は問題ないと思います。
ほぼ装着していないのと同様程度の強さを求める方には物足りないかなと思います。
通話
特に問題ないのかなと個人的には思いました。
雑踏で試せてはいないですが、テレワーク等室内で使う分には充分だと思います。
その他
・イヤーピースを選ばない
ケースの底が深く、TWS用ではないものを装着しても問題なく閉じることができます。
幅広い選択肢で自分に合ったものが見つけられるというのは非常にいい点だなと思いました。
また付属品として付いてくるイヤーピースの種類が多いのも個人的には好きなところになります。
・外音取り込みが物理ボタンで且つ1発で済む
これは良いと感じた点です。
個人的には外音取り込みが必要な場面はスピーディで出来た方がありがたいことが多く、何回かボタンを押したり、数秒間の長押しをしたりとそれだけでも少しストレスに感じることがあったり、それがタッチセンサーだと誤操作で失敗したりすることがあるので、1発で確実に済むというのは良いなと思いました。
・タッチセンサーをオフにできる
外音取り込みの物理ボタンを長押しすると、タッチセンサーを無効にすることができます。
タッチセンサーを使わないよって人は誤操作を防げますし、片方ずつ設定できるので必要に応じた使い方ができます。
結構意図せず触っちゃって曲が流れたり止めちゃったり。。。ということはあるのでありがたい機能。
・タッチセンサーの反応が遅い
ポンと押すと半拍程度遅れて反応するため、慣れるまで少し大変です。
あらかじめわかっていたら個人的にはそういうものとして扱うので気にならなくなってくるのですが、ここは人によってはストレスに感じやすい部分かもしれません。
・左右同時伝送ではない
いわゆるリレー方式(左(右)を親機としてとスマホで接続、右(左)は子機として親機と通信)のため、要は途切れやすいです。
普段使っていて気になることはないですが、渋谷などに行くとけっこうブツブツと途切れて再生できないのがざらにあるので人混みには弱い部類になります。
とまあこんな感じで色々良いこと悪いこと書きつつ。。
まとめると7000円台でバッテリーをあまり気にせず気持ち良く音楽が聴けるということで、初めて買うものとして選んでも後悔しないイヤホンだと思っています。
IPX5の防水があるのでそれなりの雨や汗も気にせず使えますので、お風呂のおともなんかにも使っていたりします。
アクティブノイズキャンセリングはありませんが、元の遮音性が非常に高いため特別気にする人でなければ問題無く使えると思います。
また何か気付いた点があれば加筆修正をします。
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