パートナー探しに苦労する人生ですが、コーチングを頑張るぞ
スクール同期の方の、コーチング練習に付き合わせていただいた。
やっていただいたのは、価値観セッション。
「子供時代のワクワク」や「考えが大きく変わった時」など、エピソードをもとにその裏にある価値観を明らかにすることを目的にしたコーチングだ。
そして、今回のテーマは「考えが大きく変わった時」。私は、愛犬が死んだ時の話をすることにした。
そこで話した内容が、自分にとっては新しい発見だったので、noteに残しておこうと思う。
私は愛犬の死をきっかけに、家族を失う恐ろしさを感じていた。あまりにも苦しく、あまりにも悲しいから。
父と母…ついでに姉が死ぬ未来を想像しては、悲しいなと感じるようになっていた。
「1人にならないための家族が欲しい。」
私はそんなふうに考えるようになってた。
そして、もうひとつ、愛犬の死をきっかけに感じていたことがあった。
それは、家族の死を乗り越えるにも、家族が必要だったということだ。
愛犬が死んだ時、もちろん、みんなが悲しんでくれた。友達や、同僚も、悲しんでくれた。
けど、当たり前だが、私と同じように泣いていたのは、姉であり、父であり、母だった。
悲しんでいる家族がいたから、失った家族の悲しみも、乗り越えられたのだと思う。
家族がいなければ、もっともっと、回復まで時間が掛かっただろう。
「家族を失う悲しみを乗り越えるために、家族が必要。」
話しながら、私はそう思ってることに気づかされる。
1人にならないため、というより、減っていく家族の悲しみを乗り越えられるように、家族を求めていたのだ。
実は、私はあまり、パートナーが欲しいとは思ったことがなかった。今回話してみてその理由が何となくわかった気がした。
そもそも、基本的な悲しみは、1人で乗り越えられる。乗り越えられないと感じるのは、常に、家族を失う悲しみだ。
そして、ひとり遊びも得意だし、友達と遊ぶので満足するタイプでもある。
そもそも欲しがるタイミングもこれまでなかったのだろうと思った。そもそも、私には既に私に生まれた時から家族が居たし。
でも、親が死んだ時に、家族は姉だけとなると、途端に心細い。全然悲しみをシェアできる気がしない。
親が死んだ未来を見据えた、悲しみを乗り越えるためのパートナー作り…。あまり聞いたこともないけど、私はそれを目指しているような気がする。
自分のパートナー探しの前途が多難なことを理解出来るきっかけをくれた、すごくいい機会だったなと思った。
コーチングを学んでるからこそ、練習に付き合う機会が多くて、改めて、学ぶって最高だなって思った。
これから自分もたくさん練習して、色んな人にいい機会を作れたらいいな。