「仕事が楽しい」を分解してみる。
「仕事を楽しみたいんだ」と、つい最近まで泣き言を言っていたのに、今はマリオの無敵モードみたいに「え?どんな仕事も楽しめるんだが!」と思ってはしゃいでいるみかんです。
なんでこんな状態になったのか、私も聞きたい。でも、正直、分からないんです。なぜなら、関連する要素が、ありすぎるから。しかも、仕事外でも色々やりすぎた。なので、どの要素がヒットしたのか、振り返っても分からないのです。
でも、「今日やったこの仕事がなぜ楽しかったのか」なら、かなり単位が小さいのでふりかえれそうだと思いました。今日は、そんなnoteです。
今も尚、鮮明に思い出す言葉があります。
「レンガを積んでいるのか、教会を作っているのか。」
大学のゼミの教授がしてくれた話。
話された経緯とか、元ネタとかはすっかり忘れたのですが、日々仕事をしている時などに、よくふっと浮かぶのです。
今日の仕事の大半を占めていたのが、赤字の指示が原稿に反映されているのかを、250ページ分くらい突き合わせる作業でした。普通に目がイカレるかと思いましたし、めっちゃ大変でした。肩もバキバキです。
けれど、嘘じゃなく、ふりかえってみたら、やや楽しい気持ちで取り組めていたのです(ちなみにやっている最中は超集中!!って感じなので、楽しいか楽しくないかは考えていません)。
今回の楽しかった要素には、3つの理由があったように思います。
❶作業自体を楽しくする工夫をしていた
赤字突き合わせに関しては、音楽聴きながら作業していました。カウントダウンジャパンライブで聞いた、PEOPLE1のセトリを今日追加し、ライブの気分を思い出しながら。作業中に、歌ったりもしていました。
❷自身のやりたいことへの紐付けをしていた
赤字箇所を見る中で、「『という』を削ってるわ」とか、文章表現について考えていました。文章を書き、修正しているのがいつも私の記事を見てくださっていた師匠というのもあり、ちょっと勉強の気分もあったと思います。
私が文章を書いていて、かつ今後も書いていきたいと思っているからこそ、文章の勉強が楽しいと思えているのだろうと思います。
❸目先の作業により、出来上がるものへの理解
今赤字突き合わせしているのは、実は書籍の原稿です。
「今私は出版の大変さの一端を感じられている」とい思うと、嬉しくなっていました。また、書籍の内容も知っていて、私も出版を心待ちにしています。これが出版されたら嬉しいな、という気持ちも、楽しいにつながっていたと思いました。
そして、この要素が、「レンガを積むか、教会を建てるか」の話ですね。
レンガを積んでいると思っていたら退屈な単純作業も、教会を作ってると思えば楽しくなる。やりがいをもてるのです。
こういう風にまとめてみて、思います。きっとこれを昔の私が読んだらきっと、「私の今の状況じゃそれは無理!」と思っていたな、と。
そもそもそういう好きな仕事ができてるからじゃん、とか。
まず環境的に歌えないし、とか。
多分色々な阻害要因が次から次へと思いつきます。
でも、私は諦めきれなかった。私はやっぱり心から「仕事を楽しみたい」と思っていて、それを諦める方が苦しかったんです。そのために、いろんな本を読んだり、思いつくことは片っ端からやっていきました。その全部に価値があったかは正直わかりません。けれど、私は今、実際楽しめるようになっていて、それが私にとって救いですし、他の人にとっても救いになるのではと思うのです。
私、実はめっちゃ仕事辛かったんです!めっちゃ辞めたいって思ってました!何度も現実逃避しました!なんならビズリーチ登録しています!
そんな人間だって、仕事楽しめるようになるんです。
とはいえ、もちろん、これから状況が変わって、楽しめなくなるなんて当たり前に起こると思います。でも、それでも私は諦めず、楽しむためにできるありとあらゆることをする所存です。
そして、いずれ。私の周りの人もみーんな、仕事を楽しんでいる状態になったらいいなって思っています。自分1人ですらこんなに難しかったから、当たり前にそれを人に求めるのは10倍は難しいと思っているけど。。
仕事を楽しめてない、でも楽しみたいと思っている人たちに、私が何ができるかは、引き続き考えていきたいと思います。