ヒッチハイクいうこと。
今年の異常な程の暑さの中、九州1週を目標にヒッチハイクをした。
想定外のことだらけで、目標は達成できなかった。
ただ、その中にも色々な人と出会い、別れ、また出会い。
こうして旅の記録を書くために思い出すと、涙が出てくるくらい感動し濃い旅。
なんでヒッチハイクやってるの?
という問に対して、少し自分の考えの整理が必要になってきた。
最初に始めたきっかけは、どうしても北海道から九州に行きたかったがお金がなかった。
そんなとき、昔みたテレビのヒッチハイク企画を思い出して、「これなら出来る!」と思いたった。
初めての旅は大成功。
そこから、ヒッチハイクの虜になってしまった。
僕を虜にした2つの理由。
1つめは
人ならざるものの力
僕がすぐそこの交差点でヒッチハイクをする。
通りがかった人が僕を見た時に、車を泊めてくれる。
もし、僕かヒッチハイクを1分遅くやってたら、車を止めてくれる人が変わってたのかもしてない。
もし、車がその道を通らなかったら僕を見つけてくれなかった。
もし、行き先が違っていたら乗せてくれなかったかもしてない。
そんないくつもの偶然が重なり合って出会いになる。
それはもう奇跡と表現するほかない。
2つめは
異世界の人
来るに乗せてくれる人は、その土地に住んでる人が多い。
でも、僕からしたらそこは未知の異世界なので、そこで生活してる人も未知なのだ。
そんな人達の話をして、方言を聞き、美味しい食べ物を教えてもらう。
僕も北海道のありったけを伝える。
このコミュニケーションがたまらなく癖になるのだ。
ヒッチハイクという経験が今後どのように影響してくるかは分からない。
でも、自分の体が動く元気なうちは、出会う人みんなにその元気を配り、出会ったその人からも何か刺激をもらい、続けていきたい。
そして思う。
僕はただの寂しがり屋なだけかもしれない、と。