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2024年指名選手振り返り(3位編)
今回は3位指名の森について。
森駿太
まず長所と懸念点、将来像を下記に記しました。
【長所】
・高校通算48HRを放った長打力
・187cmの高身長
【懸念点】
・腰高に映る守備
【将来像】
・佐藤輝明(阪神)
1位、2位と左腕投手を確保し、迎えた3位指名。
野手指名が予想された中で高校生内野手の森を指名しました。
森は個人的に推していた選手。事前の指名予想には載せていなかったのですが、それは森が中日の3位までに残っている事を想定していなかったから。
左のスラッガーは補強ポイントでしたし、先に指名された高校生野手のニキータに負けない長打力を持っている彼を指名出来た事は今年のドラフトで一番の収穫だったと思っています。
森は187cmの長身を活かしたパワーが持ち味のスラッガー。
1年生の時からベンチ入りしており、昨年から上位候補と目されていた記憶があります。身長に対し、細身の体格に見えますが、地方球場なら簡単にスタンドに放り込むパワーを持っていて、打力なら石塚(巨人1位)にも引けを取らない存在と見ておりました。打撃フォームはタイミングの取り方が早い時があれば、遅い時もあったりと色々試している印象です。ただ、特大ファールを打った後の打ち直しでHRを打ち直す試合もあり、修正能力は高い選手なのかなと。
森を起用する上で気になるのが守備位置。昨年はショートを守っていたと記憶していますが、今年はチーム事情によるものなのかサードを守っていました。過去の経歴を見るとファーストも守っていたようなので、彼に関しては二遊間の選手というよりはコーナータイプの選手と見た方が現実的かなと。
いきなりショートの可能性を断ち切る必要はないと思いますが、基本線としては打力を活かす方向で考えてほしい所。
走力も50m6秒1と脚力にも優れているので、この手の選手で走力を武器に出来るのは強みになるでしょう。
課題を挙げるとしたら、これだけの長身なので内野をやらせる場合、腰高に見える守備は不安点。ただ打撃が順応出来そうであれば、外野にコンバートすればこの不安は解消されます。内野をやるにしても外野をやるにしても、森に関しては打撃がどこまで対応出来るかが活躍のカギになるでしょう。
次回は4位指名の石伊について書いていきます。