筑波大学編入への誘い~2.学校編~

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125と申します。

 今回も、筑波大学の情報科学類に編入して1年間経過した感想や得られた体験、経験についてご紹介させていただきます。筑波大学への編入を考えてる方も考えていない方も、ぜひ読んでいただければと思います。
 今回は、学校編ということで大学での授業や単位・学位取得のための活動、についてご紹介していきたいと思います。また、本シリーズの3本目にサークル・部活・バイト編を予定しておりますので、これらについては次回ご紹介させていただきます。
 前回は家探しのはじめ方以外は編入生と1年生から入学される方(内部生)の差があまりない内容でしたが、今回は編入生にしか役立たない情報が比較的多いかもしれません。内部生の方はあらかじめご了承いただければと思います。また情報科学類に関する情報も多いので、他の学類の編入生の役に立たない部分も多くあるかと思います。何卒ご容赦いただければと思います。


入学式

 編入生も入学式に参加することができます。3年生なので浮くかもと心配な方もおられるかもしれませんが、大学に行く年齢になると2年の差は誤差なので特に気にする必要はないと思います。ただ、1年生と勘違いされることがあります。入学式では、「Imagine The Future」という筑波大学の曲が流れました。多分毎年なので、筑波大学ファンの方はお楽しみに!
 式後は先輩方の案内のもと、学内を簡単に散策できます。その間に、ビラ配りをしているサークルを通ります。高専よりもサークルの数が圧倒的に多く、規模感に驚く方も多いと思います。私は思いました。詳しくは3本目の記事に書こうと思います。
 先輩の案内が終わると解散になります。私はDiscordで集結していた編入生の同期と合流しました。その後一緒に百香亭という大人数が入れる中華屋さんでご飯食べました。そこでは、競プロerが多かったので、高専ではできなかったマニアックな話題で盛り上がることができてめちゃめちゃ楽しかったです。今もすごい思い出に残っています。また、みんなとてもやさしく温かいので、友達の輪ができあがって入りずらくなるようなことはほとんどなかったです。多くの人が、新しい人とも友達になりたいと思ってくれているので、自分からちょっとでも積極的に話しかけたり混ざろうとしたりすれば、すぐにいろんな人と仲良くなれると思います。

オリエンテーション

 オリエンテーションでは、単位認定や学校での過ごし方について教えていただけます。入学式のときに、「編入生用」と書かれたPDFのオリエンテーションに参加しようとしましたが、それは内部生用のものでした。みんな間違えて参加しかけましたが、それをきっかけに談笑したみんなで仲良くなれました。内部生の方は入学式後にオリエンテーションあるのでハードスケジュールかもしれません。
 本当の編入生オリエンテーションは、入学書類に書いてある日付のものでした。そこでは学生証を受け取った後、学校の過ごし方に関する説明を受けて、COJTのご紹介を聞いた後に、単位認定の書類を先輩と作成しました。COJTはCampus OJTと呼ばれるものです。OJTはOn the Job Trainingの略で実務をしながら経験を得る訓練方法ですが、それを学内でやろうというものになります。組込み技術にも関連するようですが、私は面接で落ちて履修できませんでした。単位認定の作業に関しては、編入新歓公式ノートをご参照いただければと思います。歴代継ぎ足しでかかれた秘伝の記事でございます。編入生オリエンテーションでは、先輩方に声をかけやすい雰囲気なのでぜひLINEゲットして情報強者になりましょう!とてもいい人だけなので安心してください。このオリエンテーションのときに、全員集合することができました。式後は合流できなかった3人とも会うことができました。
 また、体育のオリエンテーションがあります。これは本来1、2年生でとるもので、高専からの編入生であれば単位振替がで大体通るので、やらなくてもいい気はしています。単位振替の結果がでるのは一か月後で、履修していると時間被っている科目が取れなかったり、最初の一か月だけ参加しないといけなくなるので、見切り発車でキャンセルしてもいいと思います。私はソフトボールで登録したのちに、一回も参加せずにキャンセルのメールを行いました。

履修登録

 最初の履修登録は、オリエンテーション後から行います。私は、ラウンジで友達と一緒に履修登録をしていました。基本的には名前で興味があるものを積極的にとっていくという形で進めました。
 私の履修登録を下に示します。これに加えて情報特別演習とインターンシップを履修しています。これで、78単位認定から専門語学と卒業研究以外の単位を取り切れているはずです。とり切れていなかったら来年とらないといけないので嫌です。また、専門語学と卒業研究は4年生でないと取れないので、卒業に必要な単位の3年次分はすべて取りきれたことになっています。
 また、見ての通り秋学期が究極に暇な時程です。暇だったのでバイトをしていました。春ABのときはバイトをしていなかったですが、この授業量にバイトが降ってくるのはきつかったので、ちょうどよかったかなと思っています。秋Cは競プロに打ち込んでいました。趣味に没頭できる時間が多くて楽しかったです。

授業

 授業は4月中旬から始まります。入学式が終わってから1週間ぐらい授業のない時間がありますので、この時間はぜひ友達とカラオケでも宅飲みでもして遊びましょう!ラウンジがある学類であればそちらで集まるのもおすすめです。
 高専時代は、ノートをとりながら授業を受けていましたが、大学ではずっと内職をして理解することができませんでした。内職をやめていたときはある程度理解できていたので、内職せずにちゃんと勉強しとけばよかったなと後悔しています。内容としては、おもしろい授業がとてもたくさんあるので、積極的にとることをおすすめします。
 また、情報科学類では、情報科学特別演習という指導教員を付けて自由なテーマで演習するという授業があります。研究から新規性を取り除いたようなものであり、自分の知識や技術を広げることができれば単位がもらえます。毎週進捗報告をするなど大変なこともありますが、とても力になるのでおすすめです。私は、Hanabiという不完全情報協力型カードゲームをプレイするエージェントを強化学習で作成するというテーマで取り組みました。強化学習はほとんど知識がない中での挑戦でしたが、この授業のおかげで基礎的なところを理解することができたと思います。卒業研究では強化学習に関することを行いませんが、どこかで強化学習をもう一度やってみたいなと思っています。この授業は、軽い気持ちでとると後悔するかもしれませんが学びを得たいと思っている方、学生時代情報系の技術に打ち込みたい方にはおすすめの授業となっています。雰囲気はとても緩いので、ぜひ挑戦してみてください!!

1年間通った感想

20年間地元で狭い空間に閉じこもっていたので、大都会関東地方で過ごした1年間は今までにできない経験を数多くすることができて、とても楽しかったです。特に、運がよかっただけかもしれませんが暖かくておもしろくて一緒にいて楽しい友達が数多くでき、つくばに来てよかったと心の底から思っています。また、学術的なところでも学生や先生ともに高いやる気で一生懸命勉強や研究に励んでいるので、自分自身のやる気も搔き立ててもらえます。非常に楽しく1年間を過ごすことができました。

最後に

今回は、学校編ということで、筑波大学情報科学類で過ごした1年間の編入生活をご紹介させていただきました。友達関係、勉強内容ともに充実度が高いので、ぜひ筑波大学への編入をご検討ください。就職か進学かで迷っている方も、人生経験を積める良い機会なのでぜひ編入進学をご検討いただければ!!

※このシリーズの記事はとても頻繁に書き変える予定でございます。その際、書き変えた旨の記載は面倒くさいので残しません。過去の閲覧結果と異なっていたら、更新されたんだなと思っていただければ幸いです。


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