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何度も何度もやってしまう!私の中の名作ゲーム Part3
こんにちは、金曜日いかがお過ごしでしょうか?本日は「ラブ(ヴ)」が詰まった2本立てでございます。
5.「moon」 伝説の反RPG もう勇者しない
~発売日 1997年(平成9年)~
このゲームに出会ったのは大人になってから。私の好きなゲーム実況者の動画をみようとしたところPart1をみた地点で自分でやらなきゃと思い購入したのです。自分でやってよかった、心からそう思います。
戦闘のないRPG。人を助け、モンスターの魂を救い「ラブ」を集めて進んでいく。
魅力①ゲーム内音楽
ゲーム内で購入した楽曲を好きなようにBGMに設定できるのはこのゲームの特徴の1つです。
このゲームのためだけに作られた楽曲はどれも味があり、お気に入りの曲のプレイリストを作るのは楽しいものです。
私はクリスちゃんの「KERA-MA-GO」が好きで永遠リピートしていた時もありましたが。
そしてなんのいってもドビュッシー作の「月の光」。本当に流すところが良い。おばあちゃん家だけに流れる特別な音楽。切なくも美しいこの曲は私が聴くクラシックの中で一番の定番になりました。
魅力②待つ時間も愛おしい
とにかく待つことがなにごとにも重要となる本作。住民が起きるのをまつ、モンスターが表れるのをまつ、水曜日までまつ。待つ時間が沢山ある。
もちろんさくさく進むゲームは魅力的だし、私も好きです。
ただこのゲームの待つ時間は別。
私は上記の好きな楽曲を流しながら紅茶を飲み、好きな本を少しづつ読み進めていました。柔らかい世界観が「待つ」という時間を素敵なものに変えてくれていたのです。
魅力③ラスト
大人になってからやったゲームで一番好きだったエンディングはどれですか?と聞かれたら私は「moon」だったとこたえます。
このエンドのネタバレはしませんが、終わってから私はいてもたってもいられず外に散歩にでかけました。圧倒的幸福感と満足感でなんとなくふわふわしていたのを覚えています。
歩きながらぼーっと考えてたのは「ラブ」のこと。
その時の私にとっての「ラブ」とは自分を愛して優しくすること。
この時考えていたことは今の私を少し幸せにするものとなりました。
6.この物語は『愛』です 「聖剣伝説LEGEND OF MANA 」
~発売日 1999年(平成11年)~
聖剣伝説LOMこれも本当名作なんですよ、この記事を下書きしてたらリマスターで発売されると発表が!!ありがたい!!
こちらの語りのお代は「ラヴ」で結構
魅力①下村陽子さんの超名曲集
植松さんも好きなんですがゲームBGM担当で誰が好きかと言われたら下村陽子さん。キングダムハーツでも曲を担当されていますね。
ともかく名曲ぞろいLOMサントラは15年以上聞き込んでいます。「ドミナの町」をはじめとした好きな曲は多いですがダントツで好きなのは「滅びし煌めきの都市」です。
正直ゲームサントラで好きな曲1位です。あのなんとも切ない曲調、何度聞いても聞きほれてしまいます。
https://www.youtube.com/watch?v=8zQqzhTE0xw
魅力②三本のメインストーリー
本作は3つのストーリーを軸に構成されています。「宝石泥棒編」「エスカデ編」「ドラゴンキラー編」どの章も内容が素晴らしく、様々な愛を感じられるストーリー。登場人物も魅力的でストーリーを飛ばせない、飛ばしたくない作りになっています。
どれが一番良かったか語りたいところですが3つとも同じぐらい好きなので選べません!
メインを進めるうちに発生するサブストーリーもかなりあり、条件次第ででてきたり消滅したりするので全部見るために周回も忙しいのです。
魅力③絵本のような世界観
本当に絵本みたいなんです、世界観がすばらしい。
ワールドマップもダンジョンも他にはない雰囲気を醸し出しています。美しいダンジョンがあれば、薄暗いダンジョンもあり、どれも見飽きることがありません。
沢山好きなダンジョンがあるのですが心に残っているのは「ゴミ山」。ここには戦争で使われた人形やぬいぐるみ、おもちゃが山となって捨てられています。それぞれ悲しんでいるものから、疲れきっているもの、戦争が終わったことに気づいてないもの様々な思いを持っています。
美しく楽しい世界と共にダークな部分を持ち合わせる、その世界観にもひかれたのかもしれません。
街も柔らかく温かい雰囲気でつい何回も行ってしまいます。もしゲームの中に入れたらとかこの年でも妄想するんですが、入れるならLOMが良いですねえ。