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後ろ姿も見て見て!
日頃から〝土偶大好き〟と公言しつつも、
実は〝埴輪さん〟も大いに気になる存在…というか、好き。
各地の博物館でかなりの確率で出会えることにも、愛着がわく理由の1つなのかもしれませんね。
そして、なんといってもその種類の多さも魅力です。
埴輪の種類は大きく分けると5つ。
①筒形、壺形
②道具の形(兜、盾、船、家具など)
③動物の形(馬や鹿、猪、鳥など)
④家の形
⑤人の形
この中でも人物埴輪と言われる〝人〟は、かなりのバリエーションがあり、見ているだけで楽しいものが沢山あります。
トップ画像は、「琴を弾く男子」
古墳に凛とした美しい琴の音が響きそうですね。
そしてこちら。
「子を背負う女子」
〝子を背負う〟とは?
![](https://assets.st-note.com/img/1674454124237-HMZxx8wbhh.png?width=1200)
背中には赤ちゃん!
![](https://assets.st-note.com/img/1674454313352-4wxFbJmdKx.jpg?width=1200)
すやすや、すやすや、
小さな寝息が聞こえてきそうです。
〝母親の背中で安心しっきた子ども〟を表現しているそうです。
![](https://assets.st-note.com/img/1674454502847-xUbKVXEayN.png?width=1200)
母親は、頭に壺を載せ、顔に赤彩を施し、首飾りを身に着けている高貴な身分の女性のようです。このような母子像の埴輪はとても珍しいとのことです。
この母子像を携えて眠る古墳の被葬者は、
どんな人であったのでしょうか。
*写真、解説共に、東京国立博物館展示から。
お読みくださりありがとうございました。