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当たり前だけど、京都にも縄文時代があった ~土偶のつぶやき~

先日、数年振りに京都へ行ってきました。
お寺巡りや街歩きはさておいて、私が真っ先に向かったのは、京都大学総合博物館の『比叡山麓の縄文世界』展
比叡山麓と縄文⁈  この初めて聞くキーワードに興味深々、というより一体どんな?と疑心暗鬼。

比叡山でイメージするのは、1200年前に創建された天台宗の総本山延暦寺。そして煌びやかな平安文化の始まり…と、それ以前の世界があったことを全く想像できませんでした。

ところがところが、この古都にもきちんと縄文時代があったのです。
それも、縄文文化が盛んだった東日本と同じように、石や木で作った道具で狩りをし、木の実を採り、特別な装飾品を身に付けマツリをし、芸術品と見間違うほどの縄文土器を作っていました。

当たり前と言えば、当たり前なのですが、
何故かとても意外に思えます。

そう、この京の都のずっと下、いくつもの地層をくぐり抜けていくと、縄文の遺物が眠っているかもしれないのです。

だけれども、恐らく…
それらは永遠に発掘されることはないのかもしれません。

縄文時代は日本中どこでも縄文時代。
あなたの街のどこかにも、土偶が眠っているかもしれませんね。

「京都大学総合博物館」は、考古だけでなく、熱帯雨林の再現やナンマンゾウの化石、隕石の標本などなど…自然史の展示も面白い!
観光スポットの喧騒からちょっと離れて、ゆっくりと楽しむのも良さそうです。


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最後までお読みくださり有難うございました☆彡

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