nisiさんの何切るを見て考えてみた
みなさんはnisiさんを知っているでしょうか。
自作の麻雀シミュレーターを作っている人で、毎日(?)何切るを上げてシミュレーターで結果を出してくれています。
今回はシミュレーターの話や何切るの正着の話をしたいわけではなく、なんか考えてたらちょっとおもろいなぁと思ったので書く感じです。
【特殊な無筋の濃度読み】の話です。
合ってるかは知りません。私も初めて考えたので。
8sが壁で、r577sかr566sのシャンテンだった場合のもう1ヘッドが萬子に存在しないから、1pがスライドとか23p暗刻のときは、457pヘッドがある分47pが少し当たりにくい(発北対子との比較)。
1p手出しは2p3p対子以上、カン4p引き、5p引きリャンメン変化、空切り
のいずれかを絞れないので条件付け不可。
23p縦がそこそこある河なのでそこまで4pの安全度を後押しする理由にならない。
r5sを引っ張る可能性が低いことから七対子が薄い。
万一七対子で刺さる時は一盃口形にも刺さり得る牌(77s33455667788pとか)か字牌(77s3344557788p発(r5s単騎ダマから発引き))しか当たらないと思う。
最初の文を分かりやすく言うと
①r566s44pリャンメン
②r566s55pリャンメン
③r566s77pリャンメン
④r577s44pリャンメン
⑤r577s55pリャンメン
⑥r577s77pリャンメン
⑦r566s北北 リャンメン
⑧r577s 北北 リャンメン
⑨r566s 発発 リャンメン
⑩r577s 発発 リャンメン
11r566s 88p リャンメン
12r577s 88p リャンメン
13r566s 99p リャンメン
14r577s 99p リャンメン
のうち、47pが刺さるのは⑦〜14の8パターンだけになるから萬子より47pの方が通しやすいという話だ。萬子は無論①〜14の14パターンで当たる。
+2pと3pの対子パターンがあるので16分の16と16分の10の比較となる。
2p3p対子パターンを分母に加えなかったのは、135p123p122p133pからスライド、空切り、暗刻変化、ヘッド固定と、他と比べて単純確率で測れないからだ。
念のため書いておくが3m切りの4mヘッドは1pの条件付き確率上薄くなるが0ではないことを明記しておく。78mヘッドは考慮しない。
トイメンの6m切りの意味付けも難しいので考慮しない。
7sとxのシャンポンに関してはカン6sに受けるレンジが相応に広いと見做して考慮しないものとする。
刺さる時はツモり四暗刻のことも多そう。
論理性の高い読みが入れられる直感が働いたから書いただけで別に結論はない。
言いたかったのは、こういうシチュエーション
(ヘッド候補絞られるっぽいリャンメン濃いめの立直)は本気で詰めれば【当たりそうな無筋が結構安全になることがあるよ】ということ。
残念ながら、今回のは萬子がダブルワンチャンスだったりするので筒子の安全度もパターン考慮より薄まる。
んで、こういうのはあまり実戦に役立たない。
そこまで考えて打ってないので。
脳トレになるというだけの話である。
終わり
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