自分の牌譜検討
自分で天鳳打ってて思ったんだけど、カウンティングが一番難しい。
なんていうかブラックジャックのカウンティングってカウンティング以上の意味をそこまで持たないんだけど、麻雀はカウンティングそのものがブロック構成や安全度や自手価値といったものに繋がってくるので、カウンティングそのものからの思考が多すぎてカウンティングそのものの見落としが非常に多い。
で、実はしたい話として
局収支で打つ麻雀ってこの辺がめっぽう強い。
なんでかというとリソースを凄く減らせるから、俺みたいに読みベースの思考で打つ麻雀だとリソースパンクが発生しやすい。
それでも昔よりはマシになったけど。
ということで今回は自分の牌譜検討をサクッとnoteでしていく。
短期すぎるからどうでも良いが、参加率高めのトリガーだけ拒否するみたいな感じだ。
結局ベースは変わらないもんで、勝とうと思うと自分はこの打ち方しか出来ないらしい。
では牌譜検討に入っていこう。
二巡目の5mについてだが、自分はこういう手を広げない。
r5m引きも渋で拒否する。
点数が凹んでたらr5m縦は見る。
ポン打東の時点での聴牌率は低いと思ってて、七対子キックをまだ見る。
4m手出しで迷わず降りになる。
すごくアナログな表現を敢えてするんだけど
「それロンって言われても文句言えないよね」
「それロンって言われたらレアケだよね」
自分の鳴きに対するイメージはこの二つ。
4m手出しはこの手からは降りる。
2s1s9sと対面に対する安パイが充足してるのも理由として大きい。
傍の立直に振らないように字は切らない。
降りなんだけど、実は安パイが全軒に対して足りない。
対面の聴牌率は30パーくらい?知らない。
ドラ9pで7pを切っている下家、r5pを切っている上家。
相対速度で自分の手は完ヤメ一択なのだが、問題はそのやめ方で、対面の放銃打点はそこまで高くないのだが差し込むかと言えば差し込まないくらい。
そうなると二巡凌げる牌を選びたいので6pか6sを選ぶのが良いと思っている。
6pの理由は、後々対面に通しやすいのは6sの方で瞬間放銃率は然程変わらない(6sのがちょっと高い?)イメージだからだ。
カン7sが飛んでくることもあるのだが、レアケ処理。
下家の立直をケアする。
ここから最悪のパターンは上下への放銃だから、対面への低打点放銃はそこまで気にしなくて良い。
こういうポン、かなり減らしてるんだけど
なんか鳴かないとキツそう。
というか上家が萬子チーとかめちゃくちゃしそうだし、なんかそれが要素としてかなりデカい。
上家、速いか染めてるかが多いなら一気にポンに寄る。上家に調子こかれるのが一番ダルい。降りはどうにかなるだろ。
5sを切ったのだが、一発放銃以外は同じだと思っている。
要するに二巡凌げるから、が個人的にそんなにカンケーないんだよなこれ。
なぜかというとここで1枚通したらその後ゼンツするから。
6s切って47s聴牌取りに行くことはないし、満貫にしかするつもりがないので、5s。
その後の対子を択れる可能性を残した。
ゼンツする予定だったのだが、前巡に危険牌の3sをツモって6mが通るという予定外のことが起こったので渋で降りていたところ、また手詰まりに。
これはもう知らねえ。
単純確率に頼る。2pシャンポンとか単純確率舐めすぎ。カン2pは安いやろ。
3mと8sが五分すぎて分からん。
多分8s切りのが良い。
対面と上家にはこの3mが使えるもんなら使ってみろと言いたい。
まず、流し満貫を見ていた。正確には前巡の1sツモで流し満貫を意識した。
上家は結構聴牌で読んでいた。
これは河と雰囲気。
北を切って流し満貫効率MAXとした。
上家の69mは結構あると踏んでたのと、立直が入ったら打てないのはヤオチュー牌の中だと生北であることと、今ならノーケアで鳴かれないことが理由だ。
完璧なシナリオである。
この長考9sはかなり弱い。
この9sがスライドで長考をかませる特上民はいない。彼らにメタ認知は存在しないからである。
一応書いておくが、9mを残した段階でこの展開はかなり考慮していて、対面の立直にも9mは押していくイメージ。
下家に低打点アシストをする5p切りとした。
次手出しが入るともうヤメ気味になるので、5pにラグが入るかどうかと鳴かれるかどうかのチェックをした。
ラス目の親だとチンパンジーでも遅い手でこの河にはならないので放銃トリガーを避けたシャンテン読み5p先打ちが微得のイメージ。
チンパンジーが3s手出しをしてきたので89pと切っていく。
他ターツ払いは刺されすぎと鳴かれすぎで7pの場況が良くても和了率が全く上がらない。
この並行思考が出来る人は強くて、この進行をすると
"下家に放銃をしない"という意識が強くなってこういう9mが切れなくなったりする。
自手は役アリ含みドラ3の5種13枚のシャンテンなので、放銃打点的にも9m切りしかない。
自分が特に意識してるのはこの辺。
そこそこ聴牌率の高い親にトップ目から二筋押していくと考えると、立体イメージが強いとこの9mは切れない牌になる。
限界。前巡の7mもかなり粘ってるんだけどこれはもうキツい。
この5pが通ると世界が変わる。
三軒副露に対して対面が押してこれるかという部分で加点、下家の平均打点が急激に落ちた部分で加点、8pが上下に通せるという部分で加点。
ギリギリまで押して良い盤面が完成したので鉄ポンだ。
擁護のしようがないクソゲーである。
そりゃ天鳳レビューも荒れるって感じである。
実は今回記事を書いたのはこの三軒立直に対して思うことがあったからだ。
こういう立直に対してのカウンティング及び安全度比較って鬼ほど難しい。
画像で見せられた時の印象と打ってる時の印象があまりに違うのだ。
ちなみにこの時の残り時間は4秒。
4秒で全ての要素を捉えるのは不可能だ。
加えて下家はキレ打ちをしているので全てノータイムで通った牌が印象として残りにくい。
この辺が牌譜検討の時と実戦の感覚の違いだ。
こういうのは多分3sで良い。
二軒に通っているからだ。
3p対子落としだから2pは…
とかそういう不確定なことは追わない方がいい。
どうせ最善は間に合わないのだ。
3sは二軒に通っているのだ。
残り時間は1秒である。
一発放銃を回避したなら二軒に通っている4sで良いのだ。
7sの方が良いのだが間に合わない。8sのカウンティングが出来てないから。
何が言いたかったかというと、カウンティングが難しい。
自分は字牌のカウンティングとかもしないし、鳴かれてから数える。
残り筋もカウントしない。
そんなんは自分的にはどうでもいいんだけど、落ちてる牌のカウンティングは自分的にめちゃくちゃ重要度高いんだけど、これミスるんだよなー。むずいんだよなー。という話。
案外強い人もカウンティングだけで期待値取りこぼしてるんじゃねえかなーと思ってる。
ていうかカウンティングミスらない人ってそれだけで相当こぼしてないものあるよなーって話。
印南くんの牌譜検討とか実践動画見てるとマジで思う。あんだけカウンティングミスってたら期待値こぼしすぎてる。
一種類4枚しかねえからな麻雀牌って。
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